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ショパン:27の練習曲

価格: ¥1,500
カテゴリ: CD
ブランド: EMIミュージック・ジャパン
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狂気すら感じる「木枯らし」。ぜひ聞いて欲しいです。 ★★★★★
本来なら練習曲に派手な個性や独特の解釈などいらないのかもしれません。
技巧的なことより、表現力や斬新な解釈で有名なフランソワですが、
このショパン練習曲でも存分に魅せて(聴かせて)くれ、
またこの練習曲が芸術作品としていかに完成されたものか知らしめてくれます。

私が度肝を抜かれたのは、特に25-11「木枯らし」。
身を刺すような厳しい風に、切なくも荒々しく舞い散る葉、
その中にまるで私自身がたたずんでいるような感覚に陥り、
狂気すら感じる凄まじさにしばらく茫然としてしまいました。

こういったショパンもぜひ聴いて欲しいです。



ショパンという人に逢えた ★★★★★
今、テレビで見かけるファーストフードの様なショパン弾きや、辛気臭いショパン、きれいなショパン・・・いろいろ聴いても楽譜しか脳内には蘇らないけど、これは最初の一音からショパンという人の肉体や血流をまじかに感じてしまい、久々に魂をもってかれた。
激しい人だったんだな、カラダ弱いくせに。 至高の芸術は至高の芸術家によって凡人の頭上はるか天から降り注ぐ。
ポリーニとは全く異なる名演奏 ★★★★★
ショパンのエチュードと言えば、ポリーニの圧倒的な演奏が市場を席巻しているように思われ、
私もその愛聴者の一人であるが、フランソワの演奏を忘れないでほしい。

ショパンは、心情の微妙な変化を音に託すことのできる天才であり、ピアノの詩人とは言い得て妙であるが、
この演奏を聴いたら、誰だってそのことを再確認できるのではないかと思う。
ショパンの音楽性を引き出すという演奏者(performer)として、フランソワはすごい。

特に、三つの新しい練習曲の変イ長調(この盤では最後の演奏になっている)がすばらしい。
それほど技巧的でもなく、難易度も高くない曲なのだが、音楽の深さはショパンならでは。
フランソワは音楽の微妙な移り変わりを絶妙に表現していて、この曲を聴くだけでもこのCDを買う価値はあると思う。

「革命」もお薦め。

ここはどこ、私はだれ? ★★★★★
ふだんポリーニの弾く、きらびやかで模範的なエチュードと聞き比べたくて、フランソワのCDをトレイに乗せスタートボタンを押した直後・・・私にはショパンのエチュードの演奏が始まったとは信じられませんでした・・・はて、別のCDを間違ってかけてしまったか? と思うほどの衝撃を受けるフランソワ最高の1枚です。私はと言えば、最初の1曲目で呆然自失状態、まさに「ここはどこ、私は誰?」。例えるとヨーヨーを逆の手順で押し引きしていると言ったら良いでしょうか? リズムが完全に半分ずれて弾いているのです。こんな魔術のようなエチュードを弾けるのはフランソワを置いて他にはありません。録音状態は少々悪いですが、必聴の1枚です。