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とらドラ10! (10) (電撃文庫)

価格: ¥536
カテゴリ: 文庫
ブランド: アスキーメディアワークス
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やはりノベル版の方がすっきりする ★★★★★
つい先日10巻目を読み終えたので感想を。事前にアニメ版を見ていたため、おおよその結末は見えているものの、アニメ版はノベル版ができる前に制作されたため、大筋は同じものの細かなところがオリジナルストーリーとなっていた。

あらためてノベル版を読んでみると、アニメ版と異なりこれはこれでいいと思える。いや、どちらかと言えばアニメ版よりもノベル版の方がいいと思う。他のレビューアーでアニメ版の方がいいという意見もあったが、僕はノベル版を押したい。

お互いの気持ちがわかって、素直になった大河。その素直になった大河が、18年も絶縁状態だった両親と再会し、家族というものを取り戻した泰子を目の前で見ている。大河が、自分の母親との再出発を決意するのはやはり高須家の実家からだろう。翌朝、再出発のために竜児に一声かけて向かう。竜児もそれを知りながら、大河を行かせないという気持ちが出ないように、返事をせずに見送る。アニメ版との違いはやはりここかな、と思う。アニメ版は少し竜児に置いてけぼり感があった。30分で話をまとめないとならないという時間の関係で仕方ないとはいえ、見てるこちらも「おいおい!」と言ってしまいたくなるほどだ。それをちゃんとノベル版では説明できているので安心した。
泣いて笑って喧嘩して… ★★★★★
とうとうとらドラ最終巻がきてしまいました!(泣)(>_<)今まで自分が読んできたラブコメは良くも悪くも二人の男女が出会い付き合いイチャイチャそしてゴールインして終わる作品がばかりで萌えが全面に押し出された作品ばかりで(それが悪いとは思いません)ですがとらドラという作品は泣き笑い怒り喧嘩し落ち込んだり、クラスメイトがいてだべる友人がいて喧嘩しあえる仲間がいて……、薄く中身のない作品では決してありませんので萌えオタクだと毛嫌いる方は一度読んでください竹宮先生三年間お疲れ様です次回作読んでます
満足! ★★★★★
1巻を何気なく購入して、「これは当たりだ!」と夢中になって読了したのは何年前か・・。

登場人物達の心理を深く描写する巧みさ、ユーモアに富むキャラクターの掛け合い、吹き出さずにはいられないネタやギャグの数々。
なにより、登場人物達がどいつもこいつも悩みを抱えながらも不器用に進もうとしていて・・
その、ひたむきで必死な姿に感情移入せずにはいられません。

巻数を重ねても、この物語の面白さはダレることがなく、本当に毎回毎回新刊が待ち遠しかった。
そんなすばらしい物語ですが、いよいよ完結です。

前巻ラストの逃亡劇から始まる怒涛の展開。最終巻だというのにギャグも全開!
しかし、ギャグを交えつつも確実に物語は収束に向かいます。
まったくもって思い通りにならない現実に対して、それでも真っ直ぐ逃げずに悩みぬいて。
竜児は決意します。大河も、竜児の決意を正しく受け取り覚悟を決めます。

そして、

「この世界の誰一人、見たことがないものが『あった』――」 と。

つまりはそういうことです。 ・・・・満足!
私にとってはじめての ★★★★★
私にとって初めて読破したラノベになりました。
今までも、幾度かラノベに手を伸ばしたことはあったのですが、どうしても最後まで至らず途中で飽きてしまっていました。
それらの作品とこの作品をを比べてみると、「心理描写の細やかさ」という点に違いがあったかのように思えます。

私がこれまで投げ出した作品も、確かに心理描写というものは存在していました。しかし、それは作品を構成する要素から考えると決して大きなものではなく、あくまでアクションや萌え要素が先行していたように感じました。(もちろんそれを楽しむのがラノベだとは思いますがあくまで個人的な嗜好ということで^^;)その点、この作品は心理描写というものにある程度の比重を置いており、読んでいて登場人物に感情移入でき、そこから「前に進むことの難しさ」や「人間の強さ」などを考えることもできました。
確かに、大河や美乃梨は現実ではありえないようなキャラクターです。しかも設定も学園モノではありますが、なかなか非現実的なものです。しかし、彼らや彼女たちが考えていることは共感できるようなことであったり、誰もが悩んでしまうようなことであり、そこが本来ありえないはずのキャラクターたちに人間臭さという奥行きを与えておりそこに魅力を感じ最後まで読み進むことができました。
最後にストーリーに関してですが、前半は本当にラブコメ全開といった感じで単純に読んでいて楽しいと言った感じです。見る人によってはこの前半部分は導入を除けばどうでもいいと言えばどうでもいいのかもしれません(私は好きですが)。そして、後半になるに従い徐々にシリアスムードになりキャラクター同士の思いが錯綜しつつ一気にエンディングに向かいます。エンディングについては、いくつか腑に落ちない点はありますが(何で大河はあれだけ険悪だった母親と短期間で仲良くなってんの!?亜美ちゃんはなんか最後まで微妙だし!見せ場ねえし!)まあ順当にいった感じかなと思いました。

私がもしこの作品をアニメからみていたら、おそらく最後まで見ることもなく「ただのラブコメ」と断じていたことだと思います。ですので、アニメしか見ていない方はぜひ小説を読まれるとまた違った楽しみ方ができると思います。
私にラノベの魅力を教えてくれた作品です。ストーリーの瑣末な問題を加味してもここは自信を持って5点!
これは無かったことに… ★★☆☆☆
9巻まではとても楽しく読みました。10巻もすごく楽しみにしてました。
とらドラ、大好きです。
しかし、この10巻だけは自分の中では無かったことになりました。
今まで積み上げたキャラクターを全てぶち壊しましたね…。

さんざん大騒ぎして、数週間で帰ってくる大河もナンじゃソラ…。
なにがあったかはわかりませんが、推敲前の走り書きを読まされた感じです。

9巻まで読んで、ラストはアニメで楽しむのが正しい楽しみ方ではないかと思います。