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萌え萌え魔法事典

価格: ¥1,575
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: イーグルパブリシング
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「新世紀ビジュアル大辞典」の隣りにどうぞ ★★★★☆
 「広辞苑」の隣りに「777の書」ってなかなかいいな。と思っていたのだが、「新世紀ビジュアル大辞典」の隣りに本書。というのも悪くないと思う。
 断っておくが、このビジュアル、自分的にはそそらない。じゃなくて萌えない。露出度の多さ、オッパイの不自然な大きさも、不自然だなあとしか感じない。ある意味、そこが自分の限界なんだろう。また、自分はゲームをほとんどやらないので、本書を通じて初めて知る内容も多い。
 内容的(ビジュアル的ではない)類書として、個人的にはセリグマン『魔法』がおすすめであるが、もっとはしょったダイジェストとしてのまとまりの良さ、もうちょこっと大事な横道にも逸れてくれる良心的な守備範囲の広さ、ともにポイントは高いと言える。
萌え萌え魔法事典
ポピュラーなものからマイナーなものまで載ってます ★★★★☆
中世欧州の魔法使い(ウィザード、ソーサラー等)
ケルト・北欧の魔法使い(ドルイド、バード等)
世界各地の魔法使い(シャーマン、錬金術師等)
魔法の儀式・魔法の効果(サバト、メタモルフォーゼ等)
魔法のアイテム(杖、アミュレット等)
資料編(いい魔法と悪い魔法、魔法の歴史等)

という構成です。
この本では魔法に関する様々なことを知ることが出来ます。どの項目も大体見開き2Pですので、該当項目について大まかに知るには丁度良い本かと思います(詳細に知りたい人には納得いかないかもしれませんが)。

この本で嬉しいのがコラム。
ルーン文字一覧、ソロモン王72柱のシンボル一覧、十字架各種のイラストが載っています。
ライトな辞書として良書 ★★★★☆
 中世欧州・ケルト・北欧・シャーマン・錬金術師・陰陽師など、さまざまな魔法使いを歴史的・宗教的観点からわかりやすくまとめてあります。宗教と歴史の絡みは要約するのがとても難しいのですが、これはポイントを上手にピックアップしてあって大変上手なまとめ方と思いました。「ゲームに登場する僧侶を見て行くと、プリースト(カトリックの神父)よりクレリック(プロテスタントの牧師)のほうが多い。これはカトリックの十字架にはキリストがはりつけにされている(略)宗教上の理由でカトリックの十字架はゲームに登場させにくいのだろう」と、ゲームに関連する引用や説明も秀逸です。
 魔法の儀式・効果・アイテムなども、由来やいきさつ、文化的背景なども踏まえた説明で、なるほどと思わせます。勿論、ゲームやアニメとの絡みの説明もあります。
 モノクロページでは、魔法史を地域別に説明してるのと別に「RPGにおける魔法の位置づけ」がウルティマオンラインの時代から細かく検証されておりライトゲーマーには嬉しい資料です(コアな方には「こんなん当たり前」かも知れませんが)。ゲームだけでなく、映画やアニメにおける魔法世界の在り方や魔法使いの分析も為されています。近代(ハリーポッター・ミンキーモモ等)から「オズの魔法使い」といった古典まで幅広すぎてメジャーなものしか挙げられていませんが、私は充分と感じました。
 また資料としてセフィロトの樹やルーン文字やソロモン王が召還に成功した72柱の悪魔とそのシンボルが一覧で載っているのもポイントが高いです(個人的には梵字一覧も欲しかった所ですが)。勿論専門者にはかないませんが、「魔法が登場するゲームやアニメや映画や小説を楽しむための資料」としてはこれ1冊で充分ではないでしょうか。
 あと、この手の萌え本によくある「オリジナルな萌えキャラが会話形式でいろいろ説明してくれる」という形式ではありません。あくまで「事典」です。個人的には余分なストーリーが無いぶんこのほうが合理的だと思います。