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新訂 魏志倭人伝・後漢書倭伝・宋書倭国伝・隋書倭国伝―中国正史日本伝〈1〉 (岩波文庫)

価格: ¥567
カテゴリ: 文庫
ブランド: 岩波書店
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日本古代史必読の書 ★★★★☆
誰もが知っている邪馬台国の話や、謎の倭の五王、聖徳太子の国書など、日本史の有名事項の根本資料。旧版に比べて注釈が増えたり、現代語訳が付されているなど初心者にも読みやすい配慮がされている。中級者には巻末の参考文献が役に立つのでは。上級者にはそれぞれの原文が印影で載っているので本格的に研究する人にも役に立つのでは。
歴史好きなら、読んでおいたほうがいいでしょう ★★★★☆
誰もが名前だけは知っている「魏志倭人伝」。その原文と書き下し文および注釈、現代語訳を載せたのが本書。
魏志倭人伝だけでなく、同じく日本について書かれている後漢書、宋書、隋書についても、同様の形式で載っている。

簡単ではあるが解説も載っているので、予備知識がまったくない人でも読みこなせるだろう。
特に、中国の歴史書の成立過程についての解説(わりといいかげんなところもある、など)は興味深く、語句を一字一句拾うよりも、ある程度の想像力が読解には必要であることが非常によくわかった。
そしてそのことが、古代日本についての議論を迷走させていることも、同様によくわかる。

私は古代史については素人なので、有名な邪馬台国についての記事だけでなく、他にも多くの地名や風俗について書かれていることにちょっとした驚きを覚えた。
軽い好奇心から読んでみたい、というなら、現代語訳を読むだけでもそれなりに楽しめる。
呆れるくらいな研究熱心 ★★★★☆
件の伝承を原文の写しも添えておりますが、如何せん註釈だらけで却って本質が見えなくなる虞あり。
後の邪馬台国研究は悉くこれをテキストにしてるから、混乱するんだろうけど。
古代日本史研究の根本資料 ★★★★☆
本邦の『古事記』『日本書紀』と共に中国の歴史書の倭国の記述である『三国志魏志倭人伝』『後漢書倭伝』『宋書倭国伝』『隋書倭国伝』は古代日本史研究の根本資料である。『魏志倭人伝』『後漢書』はいわゆる邪馬台国の時代に日本列島に住む人々の暮らしぶりを中国人の立場から記述している。『宋書倭国伝』はいわゆる魏晋南北朝期に南朝に朝貢してきた「倭の五王」を記述する文書の一つであり『隋書倭国伝』は聖徳太子が小野妹子を派遣し、国書に「日出ずる処の天子、書を日没する天子に致す、恙なきや」と記載して隋の煬帝を激怒させたくだりが書かれている。本書は四つの史書の倭国に関する文書の訳注付き書き下し文、現代語訳、そして影印による原文が収められている。付録として『晋書』『南斉書』『梁書』の倭に関する部分と、古代史でよく論議を呼ぶ高句麗広開土王(好太王)の碑銘、『日本書紀』の推古天皇の部分の原文、並びに年表が収められている。