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企画脳 (PHP文庫)

価格: ¥560
カテゴリ: 文庫
ブランド: PHP研究所
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とはいえ。 ★★★★☆
なるほど!と思いつつも、
実際にその企画をカタチにし、
成功を収めている秋元さんはやはりすごいと思った。
とりあえず右端、左端に振り切る志向を学べました。
ヒットメーカーから学ぶ。 ★★★★☆
時代にあったヒット(今だったらAKB48・・・)を産み出し続けている秋元康のことが気になり始めたところ、この本をちょうど見つけた。

・自分のキャラ作りの大切さ
・誰にも負けない得意分野を持つ
・王道を踏まえたうえで裏切る(オリジナリティー)
・自分なりの感覚や感性、直感力を信じる
などのメッセージを受け取ることができた。

言葉を変えて、同じ内容を繰り返しているように思えなくもないけど、タメになる内容が多い。

1〜6章までは女性の私でも「ふんふん」と頷きながら読めたが、7章で急に「モテる男は・・・」といった男性に向けての話が出てきたので、「アレ」という感じが。

でも、自分の彼がどうであるか?といった目線で読めば、「なるほど、そうなのか〜」と思えるかな。
メモを取りたい衝動を抑えて読みました。 ★★★★★
メモを取りたいところがいくつもあったのですが、取ってしまっては秋元さんの教えがぜんぜんわかっていないことになると思い我慢。

また、自分だったらどうする、という気持ちで読み進めましたが、一つの案が浮かぶたび、いやsこれは競合が考えそうなことだから、それを出し抜く方法を考えねば、とさらに思考を進めることができました。

言われてみれば当たり前のことばかり(それができない!)書いてあるとも言える本ですが、とにかく脳を揺さぶられる本。流行りの脳関連本とか勉強の仕方本よりずっといい。
視野がひろがる1冊 ★★★★☆
文庫ですが、中身ありです。長い間にわたってヒット企画を出し続けている
秋元さんの発想方や物事の見方、企画についての考え方をしることのできる1冊です。

付せんをつけたくなるところが目白押し。例えば・・・
・「あの」がつくものをつくれ
・独創性は裏切りからはじまる
・他人が捨ててしまった情報に目を向ける
等々ついて、実際に手がけた企画を織り交ぜつつ、その時の視点や考え方について説明されていきます。

しかし、途中で「あれ?」と。
全部で9章なのですが、7章「発想・企画のセンスを磨く恋愛術」あたりから、
しっくりこなくなりました。このあたりから、“できる男”像が頻繁に出てきます。

相変わらず視点は面白いのですが、企画について読みたい自分としてはがっかり。
まるでドラマの魅力的な主人公の人物設定、カッコいい人生哲学のようなことが増えていく。

理由はあとがきを読んでわかりました。
本書は秋元康のスーパー・ビジネスマン講座―成功する企画・プレゼン・人づきあいの極意 (PHPビジネスライブラリー)を、
文庫化にあたって手直ししたものだったんです。
このタイトルなら、納得の内容です。そのとおりの内容です。

しかし、こういうことは「はじめに」とか、最初の方に書いておいてほしい。
しかもこの本の裏表紙には「文庫オリジナル」とあるではないか。

裏切られ感もあったのですが、元の本のタイトルのつもりで読めば内容はいいものです。
別の機会に読めば楽しめる。腹立たしい気持ちを抑えて、星4つ。
企画については、特に5章くらいまでは本当に刺激的。勉強になりました。
何気なく手に取ったとしたら、見返りの大きい内容です。
やはり秋元康さんは、天才でした。 ★★★★★
まず、本としての出来ですがいいですね。す〜っと読めてしまう。文脈含めて完成度は高いという印象です。
で、内容が無いかというとそういうことは無い。何気ない表現のなかにビシビシ響くものがあり
多くの気付きをもらえます。たとえ話が抜群に上手な方です。

マーケティング脳という言葉を使う方もいますが、秋元さんの場合は題名どおり企画脳。
好きなことをただやっているようで、実はすごく深いマーケティング活動をされているのが
よく分かりました。ただ、そういうマーケティング手法を特段勉強するのではなく、
自分の注意力と、興味の持ち方を磨くことで自然に会得、極められているところに
驚きを感じます。やはりこの方は、天才でした。

凡人の僕は、コツコツとマーケティングの勉強を続けるとします。