話の面白さははイマイチ。朗読の勉強にはなります(悪い例も含め)。
★★★☆☆
読み聞かせが流行ってますが,朗読ってとても技術が必要ですね。
【話の内容】
●「〜の由来」みたいなこじつけの話が意外と多いです。
●教育的な内容のものは少ないです。
●はっきり言ってあまりおもしろくない話もあります。
【演出】
●効果音があまり効果的ではありません。
【それぞれを勝手に評価しました】
2. そら豆とわらと炭(石原さとみ)
☆×4 聞きやすいです。そら豆とわらと炭の会話部分なんかも。
3. 三味線のなる木(大石吾朗)
☆×5 とても上手で聴きやすいです。朗読のお手本だと思います。
4. 人魚が教えてくれたひみつ(仁藤優子)
☆×3 声が少しこわいです。
5. ふしぎなぼう切れ(植松真美)
☆×4 少しゆっくりすぎる感じもします。でも聴きやすいです。
6. 山を引っぱってくる(林家いっ平)
☆×5 落語とは勝手が違うと思いますが,やはり上手です。
8. 馬車ひきになった男の子(榊原郁恵)
☆×5 読み聞かせ向けの声だなあと思います。とても癒されます。
9. 空をとんだかめ(ゆりん)
☆×1 ゆっくりすぎて,わざとらしくてあまり好きになれませんでした。
10. ぼたもちの食いにげ(馬渕英里何)
☆×4 おばあさんの声色がかわいくてすてきです。
11. 不思議なたいこ(木村了)
☆×1 ただ本を読んでるだけって感じです。話に引き込まれませんでした。
12. 頭をそられた男(西川史子)
☆×2 セリフとナレーションの部分の区別が付きづらいです。
13. 仁王とどっこい(大竹一樹)
☆×10 画期的です!「さまーず」は,お笑いでもいろんなことに挑戦したり工夫したりしていますが,この朗読にしても,録音前にかなり練ってから録音に臨んだんだなあということがわかります。必聴です。テーマは声色の意外性。
(トラック1,7,14は音楽)
【結局】
いろいろな人の朗読が聴けるという点ではお得感がありますが,裏を返せば,読み手のレベルが一定ではないということも言えます。
「好きな人が出てる巻は買い」ということになるかと思います。