トンマンが女王になるまで面白く拝見。宮廷内の権力争いが面白いと感じる人にはエエ展開です。 私はあまり興味なくしんどいです。ミシルも演技派なんでしょうがパターン化してると感じ、うっとうしいと思い始めました。後半楽しめるのかな(CSで見ています)今中弛みの私です。それから、このドラマが史実だと思ってはいけません。(史実と思ってる人が居るらしい)トンマンの姉は殺されず結婚して子供を何人か生んでいます。日本の時代劇(水戸黄門や遠山の金さんなど)と同じで主人公は実在しているけど、フィクションです。

前半は比才でハラハラさせられます。当然トントン拍子ではいかず、目が離せません。やっと登場したチョンミョン王女の息子はお笑いな感じで楽しいです。後半はトンマン王女がミシルに戦いを挑み、あのミシルが動揺を隠せない様子。

やっぱりトンマンは女王の器なのかなって思いました。

あと、ついにテレビ追い越しちゃったので、テレビ見てる人は注意した方がいいと思います。

オリジナルは2009年5月から韓国MBC放送でリリース。日本では2009年10月22日よりBSフジにて放送中。放送は吹き替えなのでオリジナルの音声が楽しめるDVDの方が完全ノーカットでもあり魅力的。脚本は「宮廷女官チャングムの誓い」(2003-2004年MBC)のキム・ヨンヒョン。詳細に全体像を描く脚本は世界中探しても一番だろう。

このストーリーは新羅27代王にして朝鮮半島で初めての王である善徳女王を描いていて、当然主役はイ・ヨウォンなのであり彼女も頑張っているのだが、特に前半はミシルを演じたコ・ヒョンジョンが主役の座を奪っている。コ・ヒョンジョンは顔の表情だけでほとんど演技しているのだが、もの凄い存在感である。このあたり視聴率40％以上を記録し、圧倒的人気を誇った韓国のファンも同じ意見のようで、2009年MBC演技大賞では大賞をコ・ヒョンジョンが受賞している。

コ・ヒョンジョンは、1995年の『砂時計』ドラマ放送終了直後に、新世界グループのデパート副社長だったチョン・ヨンジン氏と結婚し、一時引退した。その後、2003年に性格や価値観の不一致を理由に離婚して復帰したわけだが、この作品で結婚前より遙かにレベルの高い存在感を確立した感じである。ミシルはホントに怖い。

このセットからは春秋が登場してくる。この不可解なキャラクタとピダムの絡みが可笑しい。ますます面白くなって続きが待ち遠しくなってしまうのだ。