コンビニムックには歴史ものは結構出回っていますが、これはほんとにこの値段なのかと疑いたくなるほど、充実した内容です。最近の歴史ドラマにあやかって出回るコンビニムックネタもありますが、なぜ今忍者なのかと思いつつも、そこは学研。歴史群像シリーズという引き出しからはいくらでもネタはあります。何が出てきてもおかしくないコンビニムック。ワンコインで楽しめる懐が深いジャンルです。

コンビニで超安価でゲットしましたが、コンビニ感覚の軽い読み物にしては、内容が十分すぎるくらい充実し過ぎてます!忍者に関するすべてがこの本に集約されているといっても過言ではないくらい、ヘタに高い書物を読み漁るよりも、効率よく忍者を理解することができます。また、カラーページもあり、イラストもキレイなので、分かり易いです。発刊協力に「忍たま乱太郎」の作者の尼子騒兵衛氏が入っておられるので、なるほど分かり易いわけだと納得しました。忍者博士のバイブルとしてオススメの一冊です。

これほど安価であるのに、詳細で情報豊富な
忍者関連の書物は見たことがない。

カラーページでは写真や図で解説されているし
（イラストも分かり易くて、かっこいいものもあります）、
忍器の使い方を実戦に即したところから、
解説しているのも好感が持てます。
実際は、こう使っただろうという推測もね。

また、振り仮名が振られているので読み進めやすい。
読者層は小・中学生くらいからを想定しているのかもね。

空想的な忍者ではなく、実際に活動していた忍者の姿が
まざまざと浮かび上がってくるようで、マンガより面白い！
これはとてもお得な忍者読本決定版です。


・忍者屋敷の仕組み・忍装束の着付け・手裏剣の投げ方
・忍者の任務遂行の実態・コラム実践忍者修行・忍者食の作り方
・忍者列伝（憶測含む）・忍者集団の勢力図などなど
読み応え十分な内容です。
（カスタマーイメージをご参照願います）

写真とイラストが入っているカラーページが１６０Ｐもあるので、
内容がすぐ理解できて、とても良いです。

忍び装束の章では頭巾の巻き方とか草鞋の結び方まであるのがマニアックで◎
忍器（忍びの道具）の章ではまず最初に武器の写真が沢山紹介されていて、
全長と重さに加え戦い方のイラストもあってイメージが膨らみます。
個人的には火矢の構造が興味深く読めました。
術についても触れてあって九字の時に組む「印」の指の形なんかも載っています。

後半はモノクロですが１００Ｐ弱ほど。
歴史上の忍者（架空のキャラ含む）の『忍者列伝』と。
地方の忍者の説明などが載っています。

読んで大満足でした☆
このお値段でこれだけカラーページがあるのは物凄くお得感があります。
発行も新しいので最新の研究本だと思います。
忍者好きの方にはぜひお勧めしたい一冊です♪