なかなかの良書です。
★★★★☆
約60にわたって合理的に仕事を進める方法が書かれてある。
見開き1ページで1つのことが書かれているので、少しの時間でもさっと読めます。
即実践できる内容が多いので、小学校の教師をしている人にとっては、かなり参考になるのではないかと思います。
有益な本でした。
多忙化を乗り越える「時間を生み出す仕事術」
★★★★★
他の方も指摘しているように、
漠然としたタイトルのために損をしている本だと思います。
帯には
「忙しい先生のための時間を生み出す仕事術」
「忙しい毎日を劇的に変えるアイディア66」
と書かれており、こういうタイトルならバカ売れしたかも…とも感じます。
多忙なのは、どの業界もそうでしょうが、
現在の教師は、質の向上がこれほど求められているにもかかわらず
実際に行われていることは
多様化する雑務、突然浮上した免許更新制度、
伝統的な教育制度の少子化の影響を考慮しないままでの維持など
子どもと接する時間をどんどん削って質の低下を招くような事ばかり。
そんな中、私の知る多くの先生方は、どうしていいか考えるゆとりもなく
身を削って日々を過ごしています…。
本書は、教師向けのタイムマネジメントに関わる数少ない本として貴重な一冊だと思います。
見開きごとに1項目が記され
縦書きの右ページに表題と本文
左ページにポイントと著者の体験談が載っており
時間がなくても理解しやすい構成であるところが良いです。
実のところ、同系統の一般向けビジネス書と比べると内容はやや薄いですが
何よりも読みやすいため、
この本から得たことをヒントに、まずは時間を生み出して
自らのさらなる充実を目指すといった利用法が適していると思います。
そして、たくさんの先生方が苦しい現状を脱出し
のびのびとした雰囲気で、子どもたちを一層成長させてほしいと思います。
教師の時間術
★★★★☆
読みやすい本だと思います。すごいと聞くと、かなり期待して読んでしまいますが、忙しい中で、いかに効率よくやるかというような時間術の本として役立つのではないかと思います。
タイトルがちょっと大げさでは?
★★★☆☆
疲れているのは教師という職業だけではありませんが、
教師の疲れが目の前の子供達に影響を与えています、という
「はじめに」を読み、全く同感と思って買いました。
1,700円+消費税なので、少々高めだとは思いますが。
「できる」「すごい」のタイトルにピンと来たのですが、
ちょっとタイトル負け?かなと感じます。私は中学校で
教えているので、当てはまらない所が随所に出てきます。
なかなか他の先輩教師の仕事のコツが、オープンにされない
こともあるので、教えてもらったような感覚で読みました。
何かヒントになることが、1つでも2つでもあればいい、
という位の読み流し方でもいいでしょう。
ちなみに「できる習慣1」は朝5時前に起きる、です。(脱帽)
副題がないので注意が必要。
★★★☆☆
教育書の不親切な点として、対象が明示されていないこと、漠然とした題名を
つけておきながら、テーマは実は絞られていることがあります。
著者ではなく、これは出版社側の説明責任であると言えます。
この本の帯には、「時間を生み出す仕事術」という明らかな「サブタイトル」
があります。
「ちょっとした工夫や努力で時間はつくれる、驚くほど作業がはかどる。
誰でも実践できる、仕事が早く正確で学級経営の上手な「できる教師」になる
ためのアイディア66項目」と書かれています。
そして、ここが一番大切なことですが、この本は小学校の教師を対象にした本
です。
この本のタイトルである「できる教師」の意味が今一つ不明でしたが、若い
教師が働いていくときの指針としては、初任者研修のつもりで読むことが
おすすめできます。