【DOPPELGANGER(R) ツインチューブラインナップ】
DOPPELGANGER(R)オリジナルのアルミ製ツインチューブフレームを採用した「ツインチューブラインナップ」。
他のどの自転車にも似ていない、その独特の存在感が最大の特徴です。
メインフレームは上下2本のチューブをプレートで接続した「ツインチューブフレーム構造」を採用。
DOPPELGANGER(R)TTSラインナップのために設計された専用フレームです。
プレートには肉抜きを施し、フレームを通して見える世界がアイキャッチとなっています。
テイストの異なるバリエーション、スペックをラインナップします。
●「visceral=内臓が震えるような」
「Elegance」「Power」「Dynamic」。フレームでは「エレガンス」を、各コンポーネントの配置では「パワー」を、カラーリングでは「ダイナミック」を。さらにはグラフィックで「精緻さ」を表現するなど最新のデザイン・セオリーで武装したDOPPELGANGER(R)新シリーズ。名称の「visceral(ヴィセラル)」は、「内臓が震えるような衝撃」を意味します。変化を恐れず、常に前進し、挑戦し続けるブランドポリシーと「今、DOPPELGANGER(R)に何ができるのか」「今、DOPPELGANGER(R)は何を成すべきか」を体現した、衝撃的な意欲作。
●26インチ用ツインチューブフレーム “D-FORCE”
設計において「力点」という概念を導入した、デザイン志向の強いアルミニウム製フレーム。
優美なカーブを持ちながらも、そのカーブの頂点を前方へ向け高く盛り上げることで、“力強さ”を表現しています。優雅であり、かつダイナミズム溢れる、他に類を見ない独自性を有していることが最大の特徴。
リヤサスペンションは、フレームに直接取り付けられており、さらにはコントロールアームやサブフレームを持たないため、サスペンション装備でありながらも、まるでリジッドフレームのようなシンプルな外観、そしてデザイン的連続性を持っています。
そのため、フレームのカーブは、ステムからリアフォークまで連続しているように見え、そのデザインコンセプトを高い設計技術を用いて実現。まさにデザインとテクノロジーの結晶とも言えるフレームです。
ツインチューブフレームは高圧プレスマシンによって製造され、上下のフレーム2本のトップをつなぐチューブとプレートとが継ぎ目なく結合されていることが特徴。溶接跡が無いため美しく、かつ強度と軽量性に優れます。
他26インチ/700Cサイズのフレームに比べ、ホイールベースが長く設計されており安定性にも優れるため、フロントサスペンションや多段ギアとのコンビネーションにも優れます。
●シマノ製21段変速
フロントには3段、リアには7段、合計21段のシマノ製変速機を装備。フロント28/38/48T、リヤ14T-28Tのワイドレシオは、乗る場所を選ばずさまざまなシーンで活躍します。
●シマノ製RAPIDFIRE(ラピッドファイヤー)
前後21段変速をコントロールするのは、シマノ製デュアルコントロールサムシフター。指先で軽快なシフトチェンジを行うことができます。
●ライン入専用タイヤ
コンセプトカラーのオレンジが反復された、幅1.95インチサイズ、シャープなエッジが特徴的な専用大容量タイヤを採用。フレームとコントラストをなすかのような直線的なトレッドパターンを持ち、ダイナミックな印象を与えます。カラーはもちろん、各カラーの位置、幅までをも綿密に計算し、DOPPELGANGER(R) d2 visceral専用にデザインされました。
回転方向指定を持ち、転がり抵抗を最小限に抑えたことも特徴であり、さらには新技術“K-SHIELD”を採用。トレッドの内側にアラミドとセラミック層を内蔵することでパンクを防ぎ、高い耐久性を発揮するに至りました。 側面に配置された“ディープウォーターグルーブ”は、水を即座に排出するように設計されており、様々なコンディションで最適な性能を発揮できるように設計された高性能タイヤです。
●ロゴタイプ入りディープリム
前後リムには、専用ロゴの入ったアルミニウム製ディープリムを採用。中央を盛り上げたディープリムは「ジャイロ効果」を生み出し、ハイスピード走行時において、その威力を遺憾なく発揮します。また、視覚的な安定感、高性能を演出します。
●アルミニウム製シートポスト、ロゴ入りスポーツサドル
軽量なアルミニウム製シートポストには、新しいシートレール保持方法を採用。
これにより、確実にシートを固定することが可能になるとともに、部品点数を減らすことで軽量化の達成、整備性の向上、きめ細かなシートポジションの調整、そして何よりもスマートかつ流麗なルックスを持つに至りました。
シートポストの固定にはクイックリリースレバーを採用しており、サドル高の調整も別途工具を用意する必要がありません。目立つ部分ではないものの、機能、デザイン、整備性、そのどれもが高い次元でバランスしたパーツであり、DOPPELGANGER(R)だからこそ「こだわった」部分です。
また、サドルは専用のロゴ入り表皮をもつスポーツサドルを採用。スマートなルックスを実現しました。
これらのパーツについても、大小にかかわらずブラックアウトし、他パーツの「オレンジ」や「ホワイト」を目立たせるように配慮するなど、カラーコンビネーションにこだわっています。
●専用グリップ/シマノ製STIデュアルコントロールサムシフター
グリップにはd2 visceral専用に製造された”専用品”を使用。エンドキャップにはコンセプトカラーである「オレンジ」をアルマイト加工にて再現しました。
グリップ内側と外側とではグリップにかかる圧力が異なることに着目し、掌の当たる部分、指のかかる部分にてグルーブの方向性を変えるなど、きめ細かな配慮がなされています。
前後21段変速をコントロールするのはシマノ製STIデュアルコントロールサムシフター「EF51」。先進的なルックスを持ち、指先で軽快なシフトチェンジを行うことができます。
●ディスクブレーキ
d2 visceralは、前後のブレーキにメカニカル・ディスクブレーキを装備しています。21段変速という多段化に伴い、要求されるストッピングパワーに対応したものです。前後ハブはディスクブレーキ化に伴い専用品を使用していますが、そのカラーもd2 visceralのために、特別にオレンジのアノダイズド処理が施されます。ディスクローターは前後とも160mm径を、キャリパーにはアルミニウムを採用します。なお、フロントハブの取り付けについては、クイックリリースレバーを採用し、着脱を容易にしています。
●フロントサスペンション
フロントフォークにはZOOM製の大容量のサスペンションを装備。
街中には、歩いている時には気付かないが、自転車で走ってみると初めてわかる多くの段差が存在します。そのような場合、ショックアブソーバー(サスペンション)が装備されていなければ、段差を越えるとき、思わず衝撃に備えて身をこわばらせるかもしれません。
d2 visceralはフロントサスペンションを備えるため、多少の段差であれば気にすることなく、軽快に走りぬけることができます。「ストレスフリー」もd2 visceralの大きな魅力です。そして、このフロントサスペンションフォークは、d2 visceral専用品として、アウターシェル、ピストン、クラウンすべてのカラーがブラックで製造されています。
●アルミニウムパーツ
「アルミ自転車」とはいえど、基準は様々です。ただ単に「アルミ自転車」と表記し、販売を有利にしたいがためにアルミフレームを採用する自転車もあるでしょう。しかし、私たちは、アルミニウムの性質を知りぬいた上で「アルミ」を使用します。たとえば、フレームには柔軟性に富む6061アルミニウムを。クランクなどの強度が要求される個所には鍛造にて製造されたアルミニウムを。そこには「適材適所」という考え方が息づいています。また、車体重量の低減はもちろん、重心を下げ安定した走行を実現させるために、車体上部のパーツ、たとえばアヘッドステム、ハンドルバー、シートポストといった部位にも軽量なアルミニウムを使用しています。さらには、リムやクランクといった、回転部品にもアルミニウムを多用し、回転慣性を低減させ、軽快で衝撃の少ない乗り心地を目指しています。
●カセット式BB
従来の分割式に替え、密閉型の「カセット式」を採用。カセット式は組み立てが容易で製造誤差が出にくく、密閉式であるために組み立て時に異物を噛みにくいばかりか、使用を開始したのちも灰塵などが混入しにくく、長期にわたって高性能を発揮できることが特徴です。また、BBの交換自体も容易であり、整備性にも優れます。目に入る部分ではありませんが、製品の品質、そしてユーザーの利便性を第一義に考え、「そこにユーザーのメリットがあれば、たとえ目に触れない部分であってもコストを投入する」というDOPPELGANGER(R)のポリシーが表れた、こだわりのパーツです。
●コンセプトカラー
「黒」と「オレンジ」。
私たちには比較的多く見られる色の組み合わせです。なぜ、黒とオレンジなのか。
「黒」は「都会的、クール、先進的」なイメージを持つと言われます。つまり「静的」と置き換えることができるでしょう。
「オレンジ」は「情熱、躍動感」を連想させ、活動的でアグレッシブなイメージを持ち、つまり「動的」であると言えます。
それら「静」と「動」という対極とも言える要素を持つ2つのカラーを組み合わせることで、お互いの特徴や個性を打ち消すことが無く、しかも「1+1=2以上」、つまりはお互いが単独で持つ特徴以上の性質を打ち出すことをひょうぼうしました。
視覚的には波長が短い黒と波長が長いオレンジを同時に用いることでコントラストの強さや認識率の高さを演出し、概念としては「温故知新」「テクノロジーとデザインとの融合」「和洋折衷」など、異なる要素、対極にある要素、相容れない要素同士を分解・再構築した「ハイブリッド」を目指しているのです。
●メッシュワイヤ
各ワイヤにはメッシュの被膜、そしてその上に透明の被膜を持つスペシャルワイヤを採用。d2 visceralのイメージにふさわしい、ブラックメッシュを採用し、DOPPELGANGER(R)フラッグシップモデルとしての車格を更に高めています。
●統一感、塊感
フレーム形状に始まりそのカラー、そして対極を成すコントラストカラーの採用、タイヤの幅やタイヤカラーの選択、トレッドパターン。グリップやサドル、果てはベルやワイヤーまで。自転車の構成部品全てがトータルで設計・デザインされるからこその統一感、「塊感」がそこにあります。
●白色LEDライト
●シートポスト取付型ワイヤーロック