日頃あまり見ることのないポケットナイフが勢揃い。日常的に使うにはこれくらいのナイフが便利ですね。見ていると欲しくなります。

大抵のムック本は「売れているナイフ」の提灯持ちで済ませるのですが、この本では　あまり日が差さない和式ポケットナイフについて相当詳しく説明してあります。コレクターでも知らない昔の物の写真とか　本を作った側の熱意が伝わってきます。価格以上の価値を持っている本です。

ナイフでいろいろ事件が起こってますが、本当は便利なツールなんですよね。気に入ったナイフを長年使うと思い出の引き出しにもなったりします。ポケットナイフは日本よりアメリカではぐくまれたひとつの文化ですよね。ハックルベリーフィンの冒険やトムソーヤの冒険が好きだった人には、きっと欲しくなるポケットナイフが見つかる本だと思います。