残酷だけど綺麗
★★★★★
ストーリーには残酷な描写も多く、グロテスクな場面もいくつかありますが、それが気にならない(?)圧倒的な世界観と美しさ。いつ見ても映画のようなコマ割りに作者の美学を感じます。
惚れ惚れする描画!
★★★★★
数多あるバトル系漫画における戦闘中の説明くさい台詞に辟易されている方、漫画に名台詞を求めず、むしろ刹那的な展開を求める方に是非!
物語の急加速&急微速によって醸し出される時に静かで時に激しいカオスを感じ、一コマ一コマがモノクロ映画のワンシーンのように鮮烈な印象を与えてくれます。
明かされる過去話…
★★★★☆
…かと思えば、結局肝心な部分が明かされず単行本派としては読後のモヤッと感は否めなかったです…。作画は相変わらず文句なしに素晴らしかったんですが、ストーリーの方の進み方がイマイチだった気がしました。
過去と現在をいったり来たりで(それが演出かもしれませんが)なかなか進まないな〜と思ってしまいますし、箸休め的な会話をしていたかと思えば突然バトルシーンに突入したり、「え?いきなり?」と突っ込まざるを得ません。見せ方はスタイリッシュですごくカッコイイんですが、見栄え重視というかそれがかえってキャラの心理描写がなおざりになってる結果に…。
バドーの仇討ちが今回メインだったようですが、肉親を殺された悲しみとか怒りとかが触り程度にしか伝わってこないです。そこはかっこよさよりももっとドラマチックに描いてもよかったんじゃないかなと。なので星4つで。
まだまだ伏線も残ってますし、今後に期待したいです。
疾走感を感じる
★★★★★
1〜2巻はキャラの顔出しと
様子の分からない伏線っぽいものがあちこちある印象だったが
3巻から大きく動き出し
4巻は1-2巻の伏線を拾いながら
さらに疾走感を感じるストーリー展開です。
気持ち良い位に、次々謎が解かれ、また次の謎が投げかけられ
一気に巻末まで読みきってしまいました。
キャラクターにどんどん魂がつぎ込まれているかの様で
次が楽しみで仕方ない!