写真が多くてわかりやすいですよ。
★★☆☆☆
私の飼っているらんちうは退色し始めたばかりの稚魚が3匹です。
それに対してこの本は見事な素赤や更紗のらんちうの写真が多く
見た目の完璧さを追及する人には向いているかも知れませんが
私のような初心者には少しマニアック過ぎたかもという印象です。
たしかに、らんちうの勉強にはなる本だと思いますが
私の飼っているらんちうは何しろ稚魚なものですから
この子たちもちゃんと立派ならんちうになるのかしらと
すこし心配になったほどこの本の写真のらんちうたちは
見事なものばかりでした。
コンテストに出すような完璧ならんちうを育てたい人には
ぴったりな本かもしれないと思いました。
まさにらんちう!
★★★★☆
タイトル通りらんちうを深く解説してある本でした。
個人的にらんちゅうって・・・なんて思っていたのですが、
いろはの”い”から懇切丁寧に解説されており、初心者の私でもらんちうを是非是非池で飼って見たくなりました。
病気の解説が詳しく書かれており、らんちゅうのみならず、他の金魚にもあてはまると思うのです。
らんちゅう〜?なんて人も買って損はナシ!!と思うナミゾウです。
この本を私の金魚バイブルに認定
★★★★★
私はただただ金魚を愛でているので、
その生育というか性格が気になって仕方がありません。
「金魚の飼い方」とか「金魚の選び方」などの本では
満足できない金魚欲を、
この本が満たしてくれました。
金魚好きならこの本が問いかけている
“あなたのランチュウ、フナに戻っていませんか?”
の台詞にドキッ!とさせられるはずです。
ページ数のわりに1800円と高めの本ですけど、
内容たっぷりのいい本です。
まことに個人的なことですが、
“この本を私の金魚バイブルに認定!”
金魚史に残る本
★★★★★
いやはや大変な金魚本が出ました。今かららんちうを飼育してみようと思われる入門者の方から、らんちうを何十年もやっているベテランの方まで、はたまた業者の方にまで全方位でらんちうを語りかける本は、今までになかっただけに大変貴重な本です。らんちうの本質とは何か?をこれだけ明解に解説されると今まで私たちが飼育していたらんちうっていったい何??って思うことでしょう。豊富なそして貴重な画像(お世辞にも秀麗な画像ではありませんが、そんなこと関係ありません)は恐らく一般にはあまりお目に掛かれない個体群で、収録されていること自体素晴らしいことだと感じます。数多の金魚本は単なるハウツー本ですが、この本はそんなやわなものではありませんよ。ちゃんと入門者もターゲットに入れて懇切丁寧に基本を手ほどきしながら、なおかつベテランをも唸らせる内容はらんちう愛好家なら買ってしっかり理解して座右の書に是非すべきです。僕なんか何度読んだことか。良い本は何度読んでも発見があります。
冒頭の『らんちうの体形・形質の特徴を理解しよう』から『参考魚で形質を検証』まではらんちうの核心を突いていて目から鱗が取れます。画像は京都系といわれるらんちうが中心のようですが、らんちうの本来の形質をより表現しているのが理解できます。著者がそのらんちうの歴史と実践を元に真摯に論じられているのには大変共感できます。
『病気の予防と対策』の項目は著者の経験と科学的な根拠に基づく(民間療法的なものはないです)ものばかりで大変参考になります。
らんちうを漫然と飼育してきたあなた(僕も含め)!あなたのらんちう、フナに戻っていませんか?いずれにしても、それほどらんちう界には衝撃の書であり、大げさではなく金魚史に残る書なんです、ほんとに。
内容は良いのですが、写真がダメです。
★★★☆☆
~~らんちゅうファンにとっては待望とも言える川田洋之助氏のらんちゅうの本です。
本のタイトル通り、らんちゅう飼育に関するすべてが載っていてとても勉強になります。
しかし写真がダメです。特に前半に出てくる金魚の写真はドットが荒くちょっと酷いです。
とくにらんちゅうの綺麗な写真を楽しみにしていた人にとってはがっかりするかもしれません。~~内容~~に関してはとても良いと思いますので写真を見ないで読み物として考える人にはお勧めできます。~~