ベタですなぁ
★★★★☆
ファンタジー要素が強い漫画かと思いましたが、ラブシーンの方が かなり多いですね。
戦闘や小難しい話は殆どありませんので、この手の世界観が苦手な方でも楽しめるかと。
逆に、重厚な戦記モノを想像している方は間違いなく「やられた!」です←
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表紙のロキに惹かれて購入したくらいなので、絵はとても好きです。
綺麗ですし、画力も十分許容範囲だと思います。
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ただ、コマ割り、表情共に淡々としているので、迫力に欠けます。
あと、若干画面が白いですw
スッキリしていて読みやすくはありますが。
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見せ場では1ページ丸々使ったり、「めくった瞬間、ドーン!←」な所が頻繁にあったりなので、つまらなくはないです。
ドキドキ感は結構あるかなぁと。
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恋愛要素はタイトルにもありますが、かなりベタですw
一言で言うと三角関係ですね。
ロキ(従者)→主人公(異端な姫)←シーザ(王子)……てな感じです。
ナカバ(主人公)は どっちつかずで揺れ動きます。
正直、ずっとそばにいてくれたロキと 出会って間もないシーザで何故揺れるのか分かりませんが;
早い段階でフラグ立ちますし。
まあ、そこまで無理矢理感はないので目を瞑りましょう。
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長々書きましたが、何だかんだで続きが気になる漫画です。
三角関係万歳なので自分は好きですwそしてロキ派です。
漫画のタイトルやカバー、あらすじを見て敬遠しているラブコメ好きの方!
思っているよりも堅苦しくなく、トキメキもありますので、ぜひ一読してみて下さい。
設定は面白いのに…
★★★☆☆
敵国に嫁いだ気の強い姫と敵国のこれまた聞かん気な王子とのラブストーリー
そこにその世界では虐げられている獣の特徴を持つ「亜人」の姫の腹心との微妙な三角関係
設定としてはありがちですが面白いと思いますし絵もお話にあっていると思うのですが、話の膨らませ方が微妙だなあと思いました
直接的すぎて心情描写が少なく、なぜキャラクターがその心境に至ったのかというのが読み手に伝わってきません
お姫様は平民の特徴を持つ故に自国でも決して愛されて育ったわけではない身の上で、駒のように敵国に送られてきたというストーリーですが、そんなことしたら自分も殺されちゃうんじゃないの? ということを割りと平気でしたりして、その理由がどこにあるのか説明不足な感じ
世界観もさわりだけ触れられていて、通常のファンタジーの枠組みなのかこのお話特有の設定なのか判らないことが多いです(上は下に絶対服従とか、妻と夫は同等の立場なのかとか、子供を従者に後から送られてくるのは不敬にあたるのかどうかとか)
王子の兄にしても婚約者を好きなのかそれとも弟に劣等感があるのかその境目や兄弟の関係性の説明が不足
王子も姫に優しくしようとした行為と惹かれた理由が話の順番的に前後していて「なぜそうしようとしたのか」という流れがどのキャラクターに対しても足りておらず、全体的に魅力が半減しています
ただ、前述したように設定は面白いし絵も合っているので魅力的な漫画ではあると思います
もっとストーリーがちゃんとしてればなあ…素人の同人誌読んでるみたいな印象がところどころに見られてそれがすごく残念
今後の期待もこめて☆3つで
どうなるのでしょう・・・
★★★★★
4話〜7話までのコミックです。
1巻最後でナカバに、はまってしまったシーザ。
しかし本当の恋をしたことのない(なさそう)なシーザとナカバ。
それぞれが恋愛に幼い為なかなか思うように相手に伝わらず理解できず。
最初の強気がウソのように、ナカバに強く出れなくなってしまうシーザ。
ナカバを喜ばせようと懸命なシーザです。
ん〜もどかしい限りです。でもほほえましい&切ない。
しかしロキだけは1人理解しているのです。色々と・・・
第二王子シーザの命の危険、ナカバの過去、シーザのナカバへの想い、
ロキのナカバへの想い、ナカバのシーザとロキへの想い、
ナカバの自国セナンからやってきた従者リト・・・。
進展している話とこれからを暗示する話と色々面白いです。
シーザのいいヤツ度が1巻よりずっと上がった巻でした。
次号は2010年1月予定ですが楽しみです。
耳が…///
★★★☆☆
かわいい、かわいいです!
ロキにめろめろになりますvv
藤間さんの作品は話の盛り上がりがなく、
個人的にはイラスト買いになってしまうのですが
今回も然り、です。
キャラクターがよく、イラストも美麗なのですが、
ひと味足りないように思えます。
今後どのような展開になるかに期待です。
不器用な王子と、激情を秘める従者
★★★★☆
王族では異例の赤い髪をもつ王女ナカバは
敵国の王子シーザに、人質同然に嫁ぐことになった。
従者は半獣半人のロキ、一人。
強引でわがままなシーザだが、率直なナカバに惹かれ始める。
だがナカバは不思議な能力が目覚め始め
シーザの父であるベルクートの国王が、ナカバの母達を殺害したことを思い出した……。
1巻についていた2巻の予告がラブコメっぽかったので、
俺様な王子と、しっかりしているけどズレているところもありなお姫さまの
政略結婚から始まるロマンス♪かな、と思っていたのですが
1巻に引き続き、今回もけっこうシリアスでした。
不器用ながら惹かれ始めるナカバとシーザというのは予想通りだったのですが
やはりシーザの父王が過去に行った所業と
ナカバの幼馴染でもあるロキの心情が、ナカバの心をとどめます。
今後もファンタジー展開ががっつり描かれそうですが
心せまくナカバに想いを寄せるシーザといい、
一瞬の激情を見せるロキといい、ロマンスもいい感じで、楽しみです☆