最近色々なところで言われていて、なんとなくわかったようなわからなかったような状態だったオペリスクだが、この一冊で頭の中で整理できた。

実際現場で携わっていたり、この問題を提起し、開発してきた人たちが執筆しているので、「はじめに」からしてなかなかアツイ口調で、本書の目的、内容がすぐイメージできた。
中身は、先進的計測手法（ＡＭＡ）について、その意義、要件の解説（条項をひとつひとつ原文をあげ、それが何を求めているかを解説している）、三井住友銀行での実際の導入の様子などが書かれている。
この手の本にしては、字も大きく読みやすいと思う。一度は読んでおくと良いのでは。