海賊ブランカートやルーファスも意外な形で再登場し、今までの伏線がガチンと噛み合ったような巻です。
この巻ではあまり主人公コンビは活躍しませんが、名シーンや名ゼリフも多く、この7巻がCDドラマ化されたのも頷けます。
リロイにとっての敵はあくまで敵。その敵が例え友の友だったとしても、己の敵ならば敵でしかない。リロイの価値観は甘ったるいグデグデの馴れ合いを許さない。
甘くてミルクたっぷりな珈琲が好きなくせに、自分にも他人にも激厳しいリロイの性格がよ~くわかる7巻です。