ライトノベルの最高峰。実はこの作者は推理小説が書きたいのでは?と睨んでいる。
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日本ライトノベル史上最高傑作なのでは?(と言ってもあんまりライトノベルは読まんのだが……)
推理小説が好きな自分にとって、この作者の、読者の裏をかいてやろうといつも狙っている姿勢には敬服する。
自分はこの作者は、推理小説を書きたいのではないかと踏んでいる。丁寧に伏線を張ったり、読者をあっと言わせようとどんでん返しを仕掛けたり……。エンターティメントに徹する作者には感服するばかり。
読んでいない人がいるなら、読んで損はなし。少なくともハリーポッターより100倍以上面白い。
初心者の意見
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スレイヤーズについては初心者です。とても、この大人気作品を正確に評せる自信はないです。ですが、やはり、この名作について、ひとこと解説しておかなければならないと思い、僭越ながら書かせていただきます。
スレイヤーズ本編は全15巻で、8巻までで第一部です。おれは8巻まで読みました。その中で、2巻と8巻の二冊が飛びぬけて面白いです。
ちなみに、スレイヤーズすぺしゃるを5巻まで読んだところ、1巻、2巻、3巻は爆笑できるところがありました。
それではよろしくお願いいたします。なお、L様は怒らせないように。
大っ好きな作品です!
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主人公リナの軽快な一人称でつづられるこのシリーズ。今でも番外編というかギャグ編というかが続刊中ですが、私にライトノベルのおもしろさを教えてくれた作品でした。
悪人に人権はない、に代表される型破りな主張や展開は、当時でもそして今でも斬新なのではないかと思います。こんなに鮮やかなキャラクターはそういません。
そしてただ破天荒なだけではない、リナには一本筋が通っています。
本編が終わって、書店の本棚から少しずつスレイヤーズが姿を消していくのを残念に思っていました。こんなおもしろい作品を、今の子が読まないなんて!と歯がゆく思っていたので、新装版は大歓迎です。たとえカバーだけのことでも、それでまた多くの人がこの本を手にできるなら喜ばしいことです。名前は聞いたことあるけど巻数多いしちょっと、とためらっている方、本編の1巻だけでもまず読んでみてください。もともと読み切りとして投稿された作品です、じゅうぶん楽しめますよ!♪
旧版持っている人にも買ってそんなし
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自分の持っている旧版がぼろぼろなので即購入しました。
パノラマカバーはカワイイ&かっこいいし、実は3巻と4巻の間もイラストがつながっています。
あとがきも書き下ろしだし、加筆というほどでもないですけど後の巻と比べて表現のおかしい部分なのが修正されています。
旧版を持っている人にもオススメです。
富士見ファンタジア文庫1430冊目
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ファンタジア文庫20周年を迎えるにあたっての新装版の登場です。値段を見てちょっと高いかなと思ったのですが読んで納得。あとがきが書き下ろし、1〜3巻までの表紙を横に並べると完成するパノラマ仕様の新カバー、内容の修正(あるとかないとか)。それにあたってナンバーもファンタジア文庫作家20人目神坂一の81冊目と背表紙にふられています。つまりこれは色々と物価が値上がりしてるけど新品買ってね、という切実なるLからの脅し願いなのです。皆さん笑顔で購入しましょうね。