これに会いたかったんだ!
★★★★★
セラピストとして独立して仕事をするようになって年齢的なこともあり、若い人たちと話をすることが多い。
そんななか、頑張って、いろいろできるようになって、すこしずつ結果も出せているのに『自分が好きじゃない人たち』が多いことに困惑した。
自己肯定感、自尊感情、色々言い方はあるけど何かしっくり来ない、もっと何か違う言い方はないか、心にやさしくひびく言葉はないかと探していた時にこの本にであった。
飛びついて買って読んで、『これだ!』と納得した。
だめなところのある自分でも一生懸命だったら、「そういうあんたでエエねんで」。
頑張っている人の背中をそっと包むような暖かさがあって、読み終わって本当に暖かい本に出会ったと思う。
1時間で読める、自己否定の人にぜひ薦めたい本
★★★★★
理想が高い。完璧主義。できない自分を責める。至らない自分を嫌う。うつ状態にいる。何もかも否定的に見てしまう・・・。
そんな方に、とてもオススメの本です。
私はカウンセラーとして働いていますが、多くのクライアントさんたちを見てきて、「自己肯定感」を持てるか・持てないかは、悩みを解決できるか乗り越えられるかを決定付ける、非常に重要な部分だと実感しています。
自己愛とは違う、「自己肯定感」。
自分のいい所を見つける・・・ではない、「自己肯定感」。
それを、臨床心理士である筆者が、関西弁のやわらかい口調で、とても分かりやすく温かく、伝えてくれています。
挿絵のように入っている、山田氏の味ある版画も、とてもステキです。
1時間もかからずに読める、この本。
私も、読んでいて何度も涙が出そうになりました。
「自分を認めるとか、愛するということが分からない・・・。」
そう言っていたクライアントさんにも、おすすめしたいなと思った本でした。
心に響く本です
★★★★★
大学時代、高垣先生の講義を受講したことがある者です。
偶然この本を見つけ、懐かしくて手に取りましたが、引き込まれました。
高垣先生が自己肯定感を持つにいたった過程を読み、自分のこれまでの
生き方を肯定してもらったように感じました。前向きな気持ちになることが
できました。おすすめの1冊です。