TVの映像がよみがえる
★★★★★
この音楽を聞くとTVの映像が思い出されます。ゲゲゲの女房ファンなら満足していただけるものだと思います。
朝から号泣。
★★★★☆
初夏の頃から番組を見始めたニワカファンです。
布美枝の弟が亡くなり、彼を回想し布美枝が号泣する回では
兄弟がいない私でも十分に感情移入し、朝から号泣させられました。
演出の良さ、役者さんの熱演、そして編集が巧みであったことももちろんですが
音楽がさらにこのシーンを盛り上げてくれたのも間違いないことだと思います。
そこに使われていたのが、この音楽集の36曲目『信念を貫くペン』でした。
私の場合、この曲を聴きたいがためにこの音楽集に興味を持ったのですが
購入して正解でした。
自宅で再生したところ、松下さんが号泣するシーンが目に浮かび再び目頭を熱くしました。
私にとっては、映画『三丁目の夕日』のテーマ曲以来となる屈指の名曲です。
一通り全曲聴きましたが
さすがに連続テレビ小説の音楽集だけあって
どれも毒気が無く、耳に心地よい優しい音楽ばかりで
どちらかというと、じっくり聴き込むというよりは、
BGMとしてさりげなく部屋に流しておくのに向いている思いました。
とにかく、長く愛聴して行きたいと思わせてくれる音楽集です。
朝にふさわしく明るく爽やかで、聴いていて心地良い1枚。主題歌は未収録。
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大ヒット中、NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」のサントラ盤。
今、お気に入りのドラマです!
NHK朝ドラの単独サントラ盤を初めて買いました!
朝にふさわしく、また主人公(ふみえさん)の穏やかなキャラクターも加味された明るく爽やかな曲が多く、聞いていて心地良いです。
また、様々なシチュエーションを想定して作曲された曲を数多く(39曲)収録しているのも特長。
その中で「9. 作戦指令ゲゲゲ」は、笛?の軽妙な演奏が民俗音楽のよう。
出来事があわただしく動き出す、にぎやかな曲で、
ゆかいな妖怪のいたずらのようでもあって、
本ドラマの雰囲気を象徴する1曲です。
他にも、「勇気と希望」「信念を貫くペン」「二人の絆」など、前向きで感動的な曲を多く収録しています。
なお、いいきものがかりの主題歌は未収録です。
そして、サントラ第2弾が、2010/9/15に発売予定だそうです。
やさしい、におい。
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昭和生まれ、実際は、ドラマの時代のちょっぴり後の、生まれの私ですが、
そのドラマの雰囲気に浸ってます。
で、それにマッチしている、やさしい、和らぐ感じ、それと、元気に背中を押してくれるような感じ。
どの曲も、気が満々、って感じです。
あえて、お気に入りをあげるなら、
「勇気と希望」は、なんか、いよいよ、元気しゅっぱ〜つ、って、感じ。気が高揚するね。
「青海波」は、抱かれ感、そう抱擁感があるね。つまり、ほんわかです。
「笑顔の思い出」は、これが、なぜか、私には、昭和を感じます。その意味は述べられませんが。(^_^;)
それと、マイリトルシェフの出会い以来、久しぶりの再開ですが、
そういう意味でも、なつかしっです。
ふたたび、出会えてよかった。ってとこですね。私的には。
変わらざるもの、それが新しさ
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2010年4月〜9月期、絶賛放映中のNHK朝ドラのサウンドトラックです。
予約受付中に、OPタイトルで見慣れたこのジャケ写を見つけて、速攻購入を決めました。劇中の深沢社長じゃないけれど、“傑作の予感”というヤツでしょうか。
同じことを感じた皆さん、予感は裏切られませんよ。“ほのぼの、ハツラツ、わいわい、しみじみ、ホロリ”という“NHK朝ドラ音楽の定石”を過不足なく踏まえながら、これほど直球で温かく、しかもなおかつ新鮮に、心の琴線を揺さぶり、洗い清めるような音楽集は近来稀だと思います。
思うに、曲を紡ぎ出す情感の底に、日本の風土や人情に根ざした、神代の昔にさかのぼる神聖なものたちへのリスペクトがあるからだと思う。ドラマのモデルとなっている水木しげるさんの作品や、作品を生み出した漫画家魂、スピリットを、窪田ミナさんが独自の感性で精確に読み解いているからこそ成った劇伴と言っていい。
ドラマの熱烈なファンならずとも、良き妖怪たちの遊戯を思わせるM-09『作戦指令ゲゲゲ』に心はずみ、M-14『しげるの魔法』で元気百倍、中央アジアの民謡を思い出させる様なM-33『精霊のくに』では、心のどこかにしまい忘れた郷愁にふるえ、おごそかな気持ちになるはずです。
ノスタルジック、でも古くさくなくて、懐かしい。当たり前のことを伝えているのに、なぜか新しい。こういうドラマを朝に見たいと、ずっと思っていた…そんな満足感を、このサントラでもう一度味わいましょう。