インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

エミール・ガレ ― その陶芸とジャポニスム

価格: ¥2,940
カテゴリ: 単行本
ブランド: 平凡社
Amazon.co.jpで確認
編集方針に疑問 ★★☆☆☆
複数の執筆者の原稿を集めている。その内容は多彩というかバラバラ。図版解説なのか、作家論なのか、資料集なのか、何を本書で訴えようとしたのか、どういう方針で各人に原稿を依頼したのか、焦点が定まらない。編者(本業は古美術商と明記されている)は「あとがき」で、自分は素人で一介の愛好家にすぎない、素人の不勉強と非力ゆえの遺漏や誤謬や曲解は決して免れないと書いている。学問的な水準にバラツキがあると自認しているわけで、新しい研究成果をたくさん盛り込んだといわれても、素人の仕事ゆえと言い訳が付いているから信憑性に疑問が残る。こういう書き方をされると読者としては困惑する。
専門的な内容で、とても参考になりました。 ★★★★★
既刊類書に発表されていない、新しい研究成果が、たくさん盛り込まれています。
鹿島茂氏(仏文学者、週間文春)、樺山紘一氏(元国立西洋美術館長、読売新聞)による書評でも取り上げられているように、これまでのエミール・ガレ観を修正してくれる好著と言えるでしょう。じっくりと読み解く専門書です。ジャポニスム全体の視点からも、貴重な資料が満載されています。また、貴重なガレの陶芸作品も、美しいカラーで多数載っています。