「好き」ってイイですね。
★★★★☆
これは、BLというよりリアルなゲイの世界を
ハートフルに描いたお話です。
リアルゲイと言っても、ハードではなく
読み終わると、ほっこりさせられるお話。
夢見る世界のカッコイイ男同士…ではなく、現実にいるいる!
というようなゴリラ系オネェのみちる姉さん。
表紙に載っている2人は、カプではなく親子です。
捨てられていた子を育て上げ、自分がゲイだからという世間の錘を背負いつつ
立派に成長したと思ったら…。
みちる姉さんの親心が泣けます。
最後のみちる姉さんの昔の恋話が、一番好きです。
好きだという気持ち。
ただ、傍にいたい気持ち。
この純粋なピュアな気持ちって、誰にでもあったな…と
思わせてくれます。
悲しくて泣くのではなく、この”切なくて”泣けるって話は
後に響きますね。
強面だけど、世話やきで お人よしなみちる姉さんには
絶対に幸せになってもらいたいです!
他の1編は、ツンデレ受の元教師と元教え子のカプ。
元教師の自分勝手ぶりが、笑えます。
その元教え子が、モロ体育会系でガタイが良いのにいじらしく
子犬攻め?な感じ。
知らない間に、このデカい子犬(?)にほだされて行きます。
いいですねー。「好き」って気持ち。
そんな気持ちになれる1冊です。
あたり。
★★★★★
既刊のレビューがよかったのでおもわずお買い上げしました。
涙あり笑いありとても素敵な一冊です。
最後の描き下ろし大好き。他も欲しくなっちゃいました。
読んで損はないと思います(^-^)
リアリティ溢れるオカマ心
★★★★★
舞台はきっと二丁目辺り?それはもうリアルなおかまちゃん達が息づいてます!
ゲイっていうよりオカマ!オネェ言葉を使うガチムチ系の中年おかまのみちる姉さんが、一生懸命生きていて、ホントに素敵です!
捨て子を育てて20年。女?手一つで立派に育てあげたけど、紹介したいって連れてきた相手も、やはり男で…揺れる親心が切なくて…ホロリとします。
押しかけバイトにきた裕太は、みちる姉さんの花屋の向かいに想い人のツンデレ従兄弟がいて、半ばストーキングが如く監視するという魂胆があるのですが、うっとーしいと思いつつも、何故かほっとけないみちる姉さん…
3編目は、みちる姉さんの過去の掛値なしのピュアラヴ!これが最高に胸キュンで、泣ける事間違いなし!
後、2編、これまたどっかにいそうなうざいおかま達が、マイノリティを諸ともせず、泣いたり笑ったり、人生を謳歌してます♪
ホントに素敵なお話です!買って損はしませんよ。
愛すべきブサイクたち
★★★★★
萌えて笑ってホロっとさせる、帯にあるキャッチコピーどおりの素敵な1冊でした。
カプは特異といってもいいかもです。
オカマのみちる姉さん(表紙左)が受けです。ゴリラ系でオネエが受けって見たことないです。
マニアカプってだけでなく、お話も人情喜劇風味で笑えて泣けてで面白い!!!
読後、みちる姉さんの魅力(?)にメロメロになりました。
姉さんのブサイクな泣き顔に萌えたり、感動したりでいっぱい、いっぱいですよ、もう!
他にも不細工レスリング大学生×ツンデレ元教師シリーズが集録されており、
ブサイク縛りにこだわった構成になってるかもです。
マニアさんはもちろん、多くの方に手に取っていただきたい作品です。