プロポーション、可動域は全くもって問題なしだと思います。
合わせ目消しが必要なパーツもホボゼロ。
素晴らしいできです。

イグニッションモードとの違いは他の方のレビューで散々書かれてるので省略。
個人的にはリペアにして嬉しい人ってよっぽどのコアファンだと思うので
この通常版でガシガシ遊ぶほうがいいと思います。
値段はほぼ倍ですから・・・。

アニメよりもシャープなデザイン。
とは言え、Ｋａ　ｖｉｒよりも「あり得る」デザインでちょうどいい、というのが結論でしょうか。
初めてＭＧを作る、と言う人にもオススメです。

予想外の速さでMG化されたガンダムエクシア。

こちらはノーマルバージョンで通常のエクシア一体が付属している。

MG化されるにあたり、良好なスタイルだった1/100スケールモデルをさらにシェイプアップ。
無駄をそぎ落とし、非常に良いシルエットにまとまっている。
MGならではのフレーム構造に、GNドライヴの分離機構。
クリア成型のホログラムシールによって再現されるGN粒子の伝達コード、そして変形機能を初めて内蔵したGNソード。

このGNソードの変形機構は1/60スケールモデルであっても搭載されなかった仕組みであり再現度の高さが伺える。
だが腕のハードポイントへの接続ピンが短く、しょっちゅう取れてしまうのが難点だ。
がっちり固定するには少々改造が必要となるが、GNロングブレイド・ショートブレイドをGNソードを外すこと無く構えられる。

値段も1/100モデル+1000円ほどなので、エクシア好きの人なら迷わずおすすめできる品だ。

　「イグニッションモード」と「通常版」。既に多くの方が手にしたかと思いますが、
マスターグレード化ならではの色分け、全体的なフォルムの見直し、増加した可動範囲と
充実した仕上がりとなりました。と同時に、「ここをもう少し・・・」と言う箇所も幾つか
存在します。今回は両バージョン共通の気になる点を挙げ、その改善策を書かせていただきます。

１『ＧＮソードが脱落する』
　これは腕との接続パーツである、Ｅ１２の緩さが要因です。瞬間接着剤にノズルを取り付け、
　接続部分の”短辺側”に微量付けてきつくすれば解消出来ます。

２『肩のコードの弾力で腕が上がらない』
　過去のキットの場合、ゴム製でＳ字型に整形された物が、新素材の板状になってしまった為。
　説明書通り、手で曲げ癖を付けた位では弾力で押し戻されます。そこで、肩のコード部分に限り
　ドライヤーで少し暖めて曲げ癖を付けると、腕を上げたままの状態を維持できます。自信のない方は
　ホログラムシートの余白をはさみで切って、練習してコツをつかむと良いと思います。
　（手曲げでもそうですが、執拗に曲げると表面のホログラム部分が剥離しますので注意の事）
　

３『セブンソード装備にすると横回転可動の制限が出る』
　ＧＮブレイドを取り付けて太ももを回転させると、円筒部品に干渉します。この円筒には
　Ｆ１６を収納する段差が有るので、球体関節を分解してここを少し削ります。削る目安としては
　「白い半球状Ｃ１７．１８手前側の接続ピンを残す程度」までです。加工部分を太もものエッジに
　合わせて回転させることで、ある程度脚をハの字に開かせる事が可能です。

　　上記の改善案は、試したい方の自己責任でお願いします。既に肩部品を組立ててしまった方、
　２を試してもまだ弾力が強い場合は、組んだ状態で腕を上限一杯に上げたまま、ドライヤーで軽く
　コードを中心に暖めても調整は可能です。（他のプラを溶かさない様、注意して下さい）

まずプロポーションについては見ての通りだから多くは書かないけど、文句なしの秀作。
最近は「2.0」系のものばかりだったので、旧来の路線に戻ってくれたのは素直に嬉しい。
ただ、シール貼りは泣きたくなるほど大変なので、これから作る人は覚悟のほどを。苦労に見合っただけの格好良さではあるけれどね。
で、写真では判らない点について。
無印１／１００は持ってないのでHGと比較。可動範囲は「MGの方が若干広い」という程度。
これはMGがダメというよりもHGが優秀というべきなんだろうけど。
GNブレイドを腰に差しての可動の狭さはどっこい。ほぼ仁王立ちしかできないと割り切った方が吉かと。
ブレイドの腰の保持力はMGが断然良い。ただ、根本の強度が心許なくてグラつく印象がぬぐえない。
手の保持力は最新のMG並。飾る分には問題ないけど、ガシガシ動くにはちと不安。
最大の不満は、肩の保持力。
GNソードを振り下ろす前の「溜め」のポーズで飾りたかったのだけど、GNソードが重いのもあって、肩から下の腕がだんだん下がってくる。８時ぐらいの角度しか付けられない。
１１時まで上がってくれとはいわないけど、せめて１０時ぐらいまでは保持してくれよ・・・と言いたくなる。HGでは楽々と保持していたから、不可能ではないはずなのだが・・・。
あとはGNソードが取れやすい。そして手首がすぐにポロリと取れる。
自分は「飾る派」なので、ガシガシ動いて欲しいとは思わないけど・・・これはストレスが溜まる。
結果として、可動範囲が若干優秀でも、動かし安いのはMGよりもHGという事に。
これは他のキットでも同じ事かも知れないけど・・・なんとかしてくれ。
色分けは満点。なんてんたって頬の黄色までもが、ちゃんと色分けされている。（部品が小さくて、組むの大変だったけどw）
部分塗装が必要な箇所はゼロ！　これは素直にスゴイ。
イグニッションモードとの選択についても一言。
リペアがいらないなら、特典として残るのはメッキのソードと発光ギミック。
発光ギミックは格好良さそうなので最後まで悩んだけど・・・四六時中発光させてるわけにも行かないし、背中は飾って眺める分にはあまり見ない。
ソード類はメッキじゃないけど、銀成形色も渋くて良い味出してる。どうしても銀にしたければ塗っても良いし。（それでもメッキの方がきれいだけど）
よってノーマルエクシアでの「飾り派」にとっては、リーズナブルなこちらでも充分かと。

ＭＧで出すのはいい。
むしろ、時期的にはかなり早い方だと思う。だって、シード系のＭＧである、「ソードインパルス」が出たのが最近ですよ？　ただ、わざわざ「イグニッションモデル」と「ノーマルバージョン」を分ける意味は理解しかねますね。因みに僕は「イグニッション」を買って「ノーマル」を考え中デス。「リペア」と並べたいから金銭的余裕ができたら買うかな？
あえてノーマル版に関していうなれば、「イグニッション」では使われていたＧＮドライブの「発光ギミック」が無いのが気になる点ですか（因みに「イグニッション」のＧＮドライブ周りのパーツを適当な理由つけて発注して「ノーマル版」のＧＮドライブに付け替えるという裏ワザもありますが…規格が合うのかな？）。後、個人的には、出来ればがんばって早めに他の00シリーズのＭＧ化を求めますね。Ｗシリーズの二の舞だけは避けてほしい（ウイングver.kaとＥＷ版ゼロカスタムしか出ていない→個人的にはデスサイズヘルＴＶ版が大好き）。まぁ、00のフラッグとかティエレンとかをＭＧにされても意外に困りますけどね。出来れば最優先で「デュナミス」とか、「ヴァーチェ（もちろん、ナドレ内蔵タイプ）」がいいですね。そっちに期待。後、最近の傾向からすると、意外に「ＧＮアームズ」が早々と出て来るかも知れないですね。
「Ｇファイター」出して、さっさと「Ｇアーマー」を出したから。
という訳で最近、バンダイに踊らされてるような気もしたんで★３つで評価。

安いけど楽しめます。

近所を探していましたが、なかなか在庫していなくて誕生日プレゼントに間に合わないかとヒヤヒヤしました。 マスターグレードらしく、GNドライブから作製するところが流石です！