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親密性の変容―近代社会におけるセクシュアリティ、愛情、エロティシズム

価格: ¥2,625
カテゴリ: 単行本
ブランド: 而立書房
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読み返すにたる価値を有する ★★★★☆
近代社会における性愛概念の変容をあとづけ、今後人間にとっての性愛が如何にあるべきかを説く、この分野でも特に著名な書物。フーコーの、権力の管理下にある身体という解釈を部分的には認めるが、消費社会における、恋愛マニュアルなどが、生活習慣や性愛観念の相互浸透性に与える影響を無視できないとする著者の立場は、より時代に即した考え方であると思う。所謂、性の二重基準や性の人格原則などに見られる男権主義的性愛観念を超えた、コミュニケーションとしての性のあり方の進展は、広義の社会の民主化の進展と無関係ではない、という著者の指摘は的を得たものと思う。議論がやや抽象的で、平易な英語にも関わらずやや解りづらいところもあるが、読むのに妨げになるほど大きな問題ではない。だが、こうした大学系の出版物によくある、編集の甘さから生じる綴りの誤りが散見され、この点に関しては、出版社の反省を促したい。
社会学の名著!対等な男女関係を結ぶために ★★★★☆
私は最初Adult Childを学ぶにつれここにいきつきました。
95年に出版された(臨床)社会学の名著といえます。
最初は斉藤学氏の著書の参考書物ということで、
共依存についてメインに読んでいました。

愛情表現としてのひとつとはいうものの、
本当に生殖の為のセクシュアリティから自由になったのだろうか?
人格的な絆を結ぶ為にはどうあるべきか?

文化的・社会的な見地からのメスが入る。
Domestic Violence、や ジェンダーに対しても
勉強になります。

Anthony Giddensの理想としている「親密性」は
ハーバーマス(J¨urgen Habermas)著の
「公共性の構造転換」の中の"親密圏"に似ているように思います。

セクシュアリティが本当に自由なものであれば

共依存でなく、対等である相互関係(純粋な関係性)が結ばれるはず。

社会学を学ぶ方は勿論、
女性には特に、男性にも読んでいただきたい一冊です。

根源的課題 ★★★★★
再生産活動により種の保存を行っている人類にとって、セクシュアリティの問題は存在の根源にかかわる問題です。欲望、抑制、、、生きるということはどういう意味を持つのでしょうか。
知らない世界を垣間見る? ★★★☆☆
タイトルにある通りの内容です。作者自ら、誰にでもわかりやすくしたかったと、最初に書いており、大変興味深い内容をわかりやすく読める本です。社会学のテキストとしてだけでなく、現在、自分の性のあり方に悩んでいる方にもお勧めです。特に同性愛者へのインタビュー等、自分が体験したことのない世界を知ることが出来ました。