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輪環の魔導師〈5〉傀儡の城 (電撃文庫)

価格: ¥620
カテゴリ: 文庫
ブランド: アスキーメディアワークス
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第1部のクライマックス ★★★★☆
第1部の最終巻だけあって、今までの巻で張られていた謎が少し明らかになっています。
フィノの闇は、残念ながら謎のままですが、魔族が狙う魔道具の正体や
セロやフィノの過去やセロの両親などが、明らかになります。
かなりの数の謎が明らかになるので、このシリーズのファンには、読み応えがある巻です。

あらすじは、
エルフール王家を乗っ取った魔族の西天将とアルカインの最終戦。
上巻のような形で終わった前巻で、魔族に捕まったセロとフィノとヴィオレ。
そんな中、招かざる客 魔族のNO2の北天将が、エルフール城にやってきた。

イラストレーターは、碧風羽さんです。
この本でエルフール編が終わり、次巻から第2部へ、
辺境の田舎で狭い世界だったセロは、より遠く広い世界へ旅立つみたいです。




勧善懲悪からの転進 ★★★★★
 ルスティアナたち魔族に捕えられたセロとフィノ。彼らを奪還するために戦力に劣るアルカインたちがどう立ち回るか、というのがあらすじです。これまでと大きく違うのは、セロが魔族側で行動しているため、魔族の論理に従ってお話が展開されるところ。だから、前巻までは一方的な悪者として描かれていた魔族たちが、妙に人間臭く、かわいらしく描かれています。
 過去の出来事とセロたちの関連性、六賢人たちの現実、少しずつ物語の裏側に秘められていたものが表に顔を出してくる。王都奪還編は今回で完結、物語の世界は辺境から中央へと広がっていきます。