本書は月刊「たくさんのふしぎ」通巻200号を記念して出版された。これまでの「たくさんのふしぎ」1冊1冊のメインとなっている「ふしぎ」があらためて取り上げられ、ぎゅっと詰め込まれている。クイズ、なぞなぞ、パズル、一筆書きをはじめ、本をぱらぱらとめくると動いて見える絵まで、いろいろな楽しい遊びが満載だ。
自分を取り巻く世界を新しい視点から眺めたり、深く考えられるようになる「きっかけ」をさまざまに与えてくれる本である。また、自分がのめりこめるものを見つけるのは幸せだということ、そして、それを見つける力は、自分の中からわいてくるんだということを感じさせてくれる本でもある。
巻末にはバックナンバー200巻の総目録も付いており、現在入手可能なものがわかるようになっているのもうれしい。(石井和人)
200のふしぎ、どこからでもよめるので、癒し系(?)のトリビアとしてオススメです。