どんなまじないも、作法・由来がわからなかったら意味が無い。この本はまずそこから始まり、干支別守り本尊や守護神について紹介。印の結び方や九字の切り方など、おどろおどろしい面白半分の呪い本とは完全に一線を隔している、自分を守るための呪術本。『霊符』と呼ばれるお守り札も紹介されているが、『呪法』については江戸時代などの古文書からのもので利用価値は低い。