般若心境の解釈は十人十色と言われているが、
哲夫のとった解釈は、とても心優しい観音菩薩を描いている。

それが哲夫の内面の優しさが滲み出た文章となっている。

難しい話はなしにして、まず般若心境に触れてみて欲しいという試みもよく理解できる。

ただし正直なところ、蛇足や最後の人生相談は首を捻る部分もある。

☆をひとつ減らしたいが、哲夫の優しさに★100を。

文章が、ひつこい表現が多いですが、般若心経よくわかりました

笑い飯が好きだからこそ買ったのですが、般若心経の入門として
どなたにもおすすめできる本です。
正確性を犠牲にしても、かなり分かりやすい表現で丁寧に読み解いて
くれているので、般若心経、仏教に対する理解が深まりました。
さすが関学の西洋哲学科を出てる哲夫、ただの芸人本とは違います。
もちろん哲夫らしいセンスが満開で、ファンにとっても楽しめます。
今は「諸法無我」、これが一番好きな言葉です。

この本のおかげで解脱できました。

哲夫氏に感謝です。

般若心経ってなんだろう？と思って初めて手に取った本。お笑いの人が般若心経を解説するなら、わかりやすくおもしろいかもしれないと期待した。

確かに面白い。こんな本の書き方ってあるんだ…と思える斬新さもあり、解説本としても般若心経初心者の私にわかりやすくとてもよかった。

ただ、解説本を２〜３冊読んだ人、初心者以外の方にはお勧めしない。

仏教や般若心経の本を数冊読んだ後に読み返すと笑いが多々入っているため、残念ながら何も知識なしに読んだときに比べ少し気分を害するところがある。。
著者自身も本の中で“幼稚”と書いているので、難しいことは書きたくなかったのかもしれない。

若い般若心経に興味がない人でも面白く読める本であることは間違いない。