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アレキサンダー 通常版 [DVD]

価格: ¥3,465
カテゴリ: DVD
ブランド: 松竹
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   紀元前356年、マケドニア(現在のギリシャ)の王の息子として生まれ、20歳で王に即位。32歳で急死するまで東方へ侵攻し続けたアレキサンダーの生涯を、オリバー・ストーン監督が、破格のスケールで再現していく。両親の確執や父の暗殺などで心に屈折感を抱えながらも、征服欲に燃えるアレキサンダーは、過酷な戦いや臣下の裏切り、自らの体力の限界も乗り越えながら、ついにインドまでたどり着く。
   本作でもっとも驚かされるのは、アレキサンダーの愛を正面から見つめたこと。親友ヘファイスティオンとの関係など、男同士の友情を超えた濃密な愛が丁寧に、かなりこってりと描かれている。主演コリン・ファレルは、まだあどけなさの残る10代から、亡くなる30代までの変化を表情や肉体の動きで表現し、俳優としての素質を見せる。アクション場面では、前半の砂漠でのダイナミックな戦いと、後半、ジャングルでの象や馬が入り乱れるバトルが圧巻で、バビロンの都を鮮やかな色彩で再現した映像にも息をのむ。問題点は、大王の侵攻の意図が曖昧なことと、達成感が観る者に伝わってこないこと。侵攻の合間での作戦会議がやたらと長く、映画の流れを止めてしまっている。(斉藤博昭)
オリバーストーン監督おおすべり ★★☆☆☆
オリバーストーン監督はやはり政治絡みの時事問題を扱った映画に徹するべきだと確認した。こういうスペクタクル史劇は氏の映画手法では独りよがりというか、娯楽としての映画を全くつまらないものにしてしまう。さすがにペルシア軍との戦闘シーンまでは目を見張るが、それ以降はなんともくどく冗長なシーンが延々と続く。劇場で見た人の果たして何割が最後まで覚醒していられたのだろうかと心配になる程だ。
まさに芸術!音楽と壮大な描に酔う映画! ★★★★☆
よくレビューで内容が浅いとか何がいいたいのかわからないなどの書き込みを見ますがそれが映画全体の評価基準になってしまうのでしょうか?確かに内容やメッセージがしっかりしているにこした事はございませんがそれなら小説などの本でいいんではないでしょうか?映画とは観てきいてを楽しむものであるとわたくすは思っとります。その点を踏まえた上でこの映画は大変素晴らしい映画であると思います!音響効果や壮大なスケールでの戦や大自然の描写、当時にタイムスリップして歴史の1ページを見せられたような錯覚さえ感じました。是非ともブルーレイの高画質、ロスレス音声で観たい映画です!
アレクサンドロス大王は、クラブのキング。 ★★★★☆
アレクサンドロス大王は、中肉中背、オッドアイ、黄金色の髪に縁取られた美しい容貌で、知力にも秀で、家庭教師は、哲人アリストテレス。戦いでは、連戦連勝。友人のへファスティオンとは同性愛関係にあった20歳で即位したマケドニアの王様。トランプのクラブのキングのモデルは、彼だということです。

仲の悪い父母や、王国の相続争いなかで、苦悩する王を、当時28歳のコリン・ファレルが、20歳から、33歳まで巧みに演じています。夫殺しの疑いのある強い母后がアンジョリーナ・ジョリーで、部屋に蛇を飼っていて、やたら腕に巻きつけていました。カッサンドロスが、ジョナサン・リース・マイヤース。想い出を紡ぎながら大王の業績を記させているナビゲーター役の晩年のプトレマイオス1世は、アンソニー・ホプキンスが、アレキサンドリアの海の見える白亜の建物の中でゆったりと演じています。

この映画は、多分、メアリー・ルノーの華麗な小説、アレクサンドロス三部作の1作目”Fire from heaven"と2作目”Persian boy"が元になっていると思われます。東征期間の長い年月を描いていて、歴史や逸話に詳しくないと、説明なしではわからないところが多く、例えば、バビロン入場で、後宮の女性の中に麗しい青年が出てきます。その後も、度々登場する彼が、"Persian boy”なのですが、何気ない画面に、実在の人物や、品物が発見できて、謎解きのような感じが味わえます。何度も見て、やっと徐々に理解できる深い奥行きを持っている映画だと思いました。

また、本筋とは全く関係ないのですが、アレクサンドロス大王が亡くなる直前にささげ持つリングですが、石の種類は?アレクサンドロス大王というと有名なのは、緑色のクリソプレーズのリングですが、色がオレンジがかっているので違う石と思われます。大王は、左手の中指に、プトレマイオス王は、同じリングを左手の薬指にしていました。何かここにも、暗示があるのでは。読みすぎでしょうか。
アレクサンドロスの人間性を描きすぎてる ★★★☆☆
歴史映画大好きだし、これは3時間近い大作なんだけど、中だるみがでてると感じました。
この映画のアレクサンドロス大王(アレキサンダーは英語読み)は偉大な帝王というより苦悩に満ちた人間という感じでした。でも彼も人間なんですからそれは描き方の違いです。でもそれが大作なのに興奮しない、盛り上がらない感じになってる気がします。

アレクサンドロスについて(紀元前356年 - 紀元前323年)。
スリーハンドレッドのほうでも少し書いたのですが、紀元前600年ごろキュロス大王がたてたペルシア帝国は、その後ギリシアに攻め込みます(ペルシア戦争・「スリーハンドレッド」)。このときギリシアの北側に位置していたのが後のアレクサンドロスの国マケドニア王国です。
ペルシア戦争の後、ギリシアが覇権を握ろうとしてスパルタと戦争が始まるんですが(ペロポネソス戦争)、これを制圧して覇権を獲得したのがマケドニア王国のピリッポス2世、アレクサンドロスの父親です。
その後アレクサンドロスは何百年もの間世界の中心として君臨しつづけた大帝国ペルシアに侵攻、数十万のペルシア軍と激戦を繰り広げた後数年で滅亡させ、エジプトも占領、さらにかつてのペルシア帝国領からさらに東へ、インダス川を越えてインド方面まで侵攻しますが、兵の疲労が限界でペルシアの首都だったスーサに帰還します。その後アラビア半島への遠征を計画しますが、突然の病に倒れて死にました。

映画の中でバビロンに入場したとき青い門が映ってたじゃないですか。あれは新バビロニアの繁栄を築いたネブカドネザル2世が建造したイシュタル門っていうんですが、そういう小ネタ(?)はあっても、前述したペルシアとの激戦は作中では一度きりでした。

私はこの映画でアレクサンドロスがたどった道を映像で表現してくれるのだと期待してたんですが、アレクサンドロスの内面を描いているのが逆にテンポを悪くしてる気がします。さっきインド近くまで攻め込んだっていったじゃないですか。当時は世界地図すらなく、大地がどこまで続いているのかもわからない状況でこの大遠征。
この映画はアレクサンドロスの生涯を無難というか一人の人間として描いていて、なんで彼が偉大な王だと呼べるのかの実感ができなかったのが、中だるみもあって微妙という評価にした理由です。
大作なのにもったいないです。

関係ないですが、インドでは彼が双角王イスカンダルという伝説で残ってます。この名前かっこよすぎ。
あれ? ★★☆☆☆
アレキサンダーに興味があるので、観たのですが・・・。
あれ?偉大なアレキサンダーはこんなに弱いキャラだったのでしょうか。
人間味があって良いとも取れますが、世界を手に入れたアレキサンダーとして考えると、
この俳優もストーリーも、どうも真実味がないように思いました。