ＮＨＫの番組でピースを観てとても感動し
番組を録画していなかったのでこのＤＶＤを購入しました。

テレビで観ていて一番感動した場面は、
休日に高市さんが檻の外からピースを見ているときに
ピースが痙攣を起こし、走って助けに行く場面でした。
園から直接のスキンシップが禁じられてしまった後も
高市さんが温かくピースを見守り続けている事が伝わり、
本当に感動で泣きました。
ＤＶＤにはその場面は入っていなかったのですが、
ショックな映像でカットされてしまったのでしょうか。
それなら全記録という言葉をタイトルに入れないでほしかったです。
ピースも高市さんも大好きなので高い評価をつけたいところですが、
カットされている事が本当に残念だったのでこの評価としました。

本当の愛情があれば、野生の動物でも本当に人に懐くんですね
しかし悲しいかな生体の違いがいかんともしがたく・・。
人間は子供を生んで育てるのが理だという世間の認識は私は嫌いですが
このように、何の見返りもなく生き物を育てる行為こそが本当の愛だと私は感じる。
涙が出た。

だが考えることはいろいろとある。
母くまが子くまの誕生後ピースを口に咥えて振り回す映像は
胸が痛んだ。
自然で危険は伴いながらも生きることと、保護されて狭い檻の中で
生涯を終える。
果たしてどちらが幸せなのだろうか。

レンタルで見ました。
総合テレビで放送されたものを見たのですが、内容は同じだろうと思って今まで見ていませんでした。
このＤＶＤはハイビジョンで放送されたものとなっていて、総合テレビで放送されたものとは少し異なっているようで、見た記憶のない映像やエピソードも入っていました。
少し心が痛くなるような映像もあり、ピースが人工哺育で無事に育ったのは、ほんとうに奇跡に近いことだったんだなぁと思いました。

総合テレビでしか見ていない方には、見ていただきたい内容でした。
セル版には、レンタル版にはない特典映像も入っています。

NHKは動物番組が下手だ。感動の演出をする。臆面もなく「生命の不思議」だの「命の大切さ」などとブチ上げる。動物番組なら優秀な海外制作のものを買ってきて流してるだけでいいよ、と思うことがある。
これはNHKのテレビ番組で人気を博した白くまピースのDVD化。相変わらず感動の演出はあるのだが、題材が題材なので（白くまの赤ちゃんよ）クサイ部分を全てを押しのけて「可愛い〜〜！」と興奮状態に陥る。あんぐりするほど可愛い。ありえないほど可愛い。むくむくの白いクマのぬいぐるみがヨチヨチ歩いているのを想像して下さい。こんなに可愛い生き物が存在するのは確かに「生命の不思議」かも。とにかくもう屁理屈を全てぶっ飛ばす可愛さである。
しかし飼育係氏の仕事熱心さは素晴らしいが、彼の献身をあたかも特殊なことのように見せるのは如何なものか。これが他の動物園だったにしても、白くまの赤ちゃんがあのように誕生したなら同じように「献身の飼育」を展開すると思うのだが。私が飼育係氏を見て感じたのは、「好きな仕事に就き、やり甲斐を感じ、仕事の中味（動物）に『愛』まで感じることの出来る彼は幸せな人だなぁ」ということだった。

ピースがめちゃ可愛い！
NHKで番組を見て、単純にピースの可愛さにやられてしまった私。
ピースがまだ赤ちゃんの頃は、安心して見ていられました。
けれど、大きく成長していくにつれ、色々な問題が生じてきて、高市さん自身もおっしゃられているように、
「組織」の一員としての歯痒さや、ピースの事だけを考えて行動していけない辛さもあったと思い、見ているこっちも悔しい気分になったり、悲しくなったりしました。
動物園は一種の見世物小屋であり、それは、自然ではない。
けれど、その中だからこそ、飼育員さんと北極熊の固い繋がりができ、
私達もそれを画面を通して味わい、感じることができるのだから、
一概に組織を否定することはできない。
これからも、ピースには元気に穏やかに暮らせるように願います。
深く書きすぎたかもしれませんが、とにかく、ピースはとても可愛いです☆
水から上がってきたばかりの顔がたまらなく可愛くて大好きです☆☆