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武術の構造―もしくは太極拳を実際に使うために (BUDO‐RA BOOKS)

価格: ¥2,415
カテゴリ: 単行本
ブランド: 東邦出版
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切っても切り離せない気功 ★★☆☆☆
太極拳の肉体改造法に不可欠な気功がすっぽり抜けています。
素人に対して「気功ってどんな動き?」と質問した場合と「太極拳ってどんな動き?」と質問した場合では似たような動きをするとさえ思えるのですが?

中国武術における気功は攻撃力の重要な要素。
著者の山田編集長は有名な武術家との交流が多々あるのにそこに気付けないのであれば今後も護身術の域を出ないだろう。

第1セクションの「格闘技、武術、武道全般にわたって共通している『何のために』『どんなルールを目標に』といった部分の考察は読者に初心を思い起こさせるのに良い部分ではあると思います。

かつて馬に乗って槍で戦ったのは洋の東西を問いません。
武術・武道の原点は戦争であり、”殺人の効率化”なので、第1セクションのルールや目標の話がそこに至っていればそれだけで☆5つでした。
目から鱗があちこちにありました ★★★★☆
特に前半の理論の部分は「ああ、そういわれれば、そういうことだ」という発見が、太極拳のレベルによってどんどん出てくる。1度通し読みするより、じっくり反芻して読み返したい濃い内容。太極拳に煮詰まったらこの本をめくって、出口のヒントを探す助けにしている。
後半の実践は写真と文では理解しにくい。後半は直接習った人が確認する資料としては、抜群だと思う。
好著であり名著でしょう ★★★★★
武術を現在の私たちの視点からどうとらえるか?明確な答えのひとつをはじめて提示した本ではないでしょうか?予想以上の内容だったので少し驚きました。よくある武術家のひとりよがり本、思い込み本とは一線を画す内容で、著者の頭脳明晰さがよくでています。言語学用語の引用はちょっと行き過ぎですけど。この本を読み、自分自身が、何を目的に、何をめざして武術、格闘技をやるのかをあらためて考えさせられました。ただ、読者自身がある程度まで武術、格闘技を実践し勉強していなければあまりピンとこないかもしれません。
意欲的な研究書 ★★★★★
太極拳を例に、武術と近代格闘技の違い、なぜこれまで武術は近代格闘技に分が悪かったか、そしてどのようにすれば近代格闘技にも十分対抗できる戦いができるかの研究をまとめた本。
書かれてあることがすべて正しいわけではないだろうが、「なるほど!」と思わせる視点からの理論も多く、意欲的な研究書であることに変わりはない。