☆3つ
★★★☆☆
6巻まで読んでのレビューです。
「作品全体としてのメッセージが伝わってこない。」
「面白そうだと思って読んでみたけど、そんなには面白くなかった。」
率直かつ簡潔に感想を言わせていただくと、この二言に尽きる。
「面白そう」な設定・雰囲気と「深い意味が込められていそう」な演出だけでストーリーを引っ張り、各エピソードは「どこかで見たようなまとめ方」で締める。
それの繰り返しに過ぎない気がする。
結局のところ何を描きたいのか、何を見せたいのか、何を伝えたいのか。
それがなかなか見えてこないし、感じられない。
ハッキリ言ってしまえば、「中身がありそうで、実は何にも無い」物語である。
辛口の批評になってしまって申し訳ないが、決して良い点が無いわけではない。
画力は申し分ないし、設定や演出における幾つかのアイデアは好感を覚えた。
今後の展開次第では、失礼を詫びてこのレビューを改めなければいけないことになる可能性もまだ十分にあると思っている。
以上をふまえて、私からの評価は☆3つ。
付け加えれば、「この漫画家は、原作者を別に付ければ面白いかもしれない」との見方に、私も激しく同意します。
続きを読んでの感想。
★★★★★
今まで漫画を読んできて、ここまで心に入ってくる漫画はありませんでした。
1巻はその序章になっています。
後悔しないと思うので、少しでも興味が出た人は買ってみてください。
そうすればこの「ワールドエンブリオ」の世界にはまっていくと思いますよ。
今後の展開に期待
★★★★☆
突然の襲撃、変化。
読者の興味をそそるストーリー展開は流石の一言。
絵の上手さも手伝ってか、これからの展開に大きな期待を持たせてくれます。
散りばめられた伏線がこれからどうなっていくのか、どう繋がるのかが非常に楽しみです。
今後の展開に期待をしましょう。
待ちに待った新作
★★★★☆
待ちに待った森山大輔氏の新作です。
第一巻と言う事で、物語の謎の部分は数多く
先の展開が読めませんが、氏の描くキャラクターの魅力は健在です。
カラーページもあり、カバーを外すとおまけ的1ページ漫画もあります(w
いつもの後書き漫画も健在ですよ。
森山大輔先生のファンでしたら買っても宜しいかと・・・・・・。
絵は上手いのだが・・・
★★☆☆☆
この作者はエロゲーの原画家上がりだけあって、
かわいい女性を描くのが上手く、実に綺麗な漫画を書く。
しかし、アニメ化された「クロノクルセイド」もそうだったが、
どうもストーリーが弱いきらいがある。
あまりに典型的すぎるというか、単純すぎると言うか。
この作品でも、冒頭からいかにも典型的なヤンキーが出てきて、
主人公に暴力を振るった挙句、魔物の餌になって死んでしまうと言う、
少年漫画にありがちなベタベタな話が展開される。
いかに絵が綺麗でもこれではどうしようもないだろう。
良い原作家が付けばブレイクしそうな人ではあるが・・・。