物語の基本的な骨格は『生物兵器の素体としの人類』という概念です。
降臨者(外宇宙人)が兵器としての生物を開発するため、生物の進化に介入した試行錯誤の過程で、外面的な強靭さ(恐竜など)よりどんな兵器にも変身・調整させることが出来るような『素体』として開発された人類。
降臨者→獣神将→獣化兵という支配・服従のメカニズムを遺伝子レベルでプログラムし、有機的生物の兵器体系として組織。
ところが、人類はこの『支配・服従』のプログラムに抵抗する力を進化の過程で身に付ける。
廃棄処分されそうになる人類。これを身を挺して防いだオリジナル獣神将アルカンフ!ァ!?ル(人類の救世主であった)。
そして、この生物としての兵器体系の外に存在し、降臨者が植え付けた支配・服従のプログラムに全く従わない規格外品の生物兵器ガイバー。
人類は瀬戸物を創る前の粘土だったのです。
獣神将がなぜ12人いるのかとか、アルカンフェルの休眠期を防ぐのになぜ強殖装甲ユニットが必要なのかとか、まだ解けない謎がありますが、これから明らかになることを期待してます。