キラキラした、まるでダイアモンドの原石
★★★★★
素直なまっすぐな音。
このCDを聴いた率直な感想。弦楽器の演奏で一番、実力の差が出るのはこのまっすぐな音だ。彼女の音は澄んでいて美しい。そして素直。
弦楽器をかじっている私からすると羨ましくってしょうがない。こういう音がすっと出せたらなぁ。そういう音なのだ。
ただ、技巧的とか魅せるといった部分がまだまだ熟していない感じがあるのか。それにしたって演奏のそういう艶なんてのは始めからあるものではなくて、今から付けていけばいい訳だし、今の瑞々しい演奏も十分に素晴らしいですしね。たまたま容姿端麗なのでレコード会社もヴィジュアル路線で売ろうという意図もあるのが、反感を買ったのか。曲目も日本人好みにしようという企画側の苦しみも感じるし、その辺がアルバム自体としては中途半端と捉えられたのか…。日本でクラシック売るのは難しいですからね。
しかし、それもレコーディング当時若干21歳であることも考えて暖かい目で見守ってあげたい。彼女みたいな若くて才能もあり、そして本格クラシック志向の演奏家を育てることができるような土壌が日本にもあればなぁなんて思います。現在ドイツに音楽留学されていらっしゃるとのこと。これから彼女がどういう方向で、どんな演奏家になるのか、とても気になる原石であることは間違いないです。
そういう想いからも☆5つです。
ピアニスト選びが非常に重要
★★★★★
松本和将なるピアニストの演奏は非常に稚拙で音楽全体を壊してしまっている。
大変残念な一枚だ。
他のピアニストであれば、素晴らしい一枚になったのではないだろうか。
松本和将は雑な面が多分に見受けられるので、今後は見込めないだろう。
激しさが欲しい
★★★☆☆
親しみやすい選曲とやさしい演奏で聴きやすいアルバムだと思います。
ジャケットで興味を持った方も入っていきやすいと思います。
付録のDVDは落ち着いた色合いのドレスを着て演奏する姿を撮っているもので
特にかわいく見せるような演出は感じません。
春にリサイタルに行ったのですが、激しく”女”を感じる演奏という印象でした。
しかしこのCDからはそのような人間くささを感じないのは惜しいと思います。
次回作に期待します。
何を求めているのか
★★★★★
正直、ジャケ買いしました・・・。
まわりの評価が低かったので、高い期待をせずに聴きました。
なので、逆にすごくいいな思いました。僕はこの音好きです。
素人め、といわれればそのとおりですが、これだけの演奏をこんな綺麗な人がしているのですから、それだけで曲のイメージが大きく変わってきます。
見た目だけで・・・と言う心ない人もいますが、普通の演奏家だって綺麗なドレスを着て演奏するではありませんか。見た目の美しさも、受ける側にとってはやはり重要なファクターなのです。
あれこれ専門家ぶらない方が、純粋に楽しめると思います。何を求めるかですね。
これからのご活躍を非常に期待しています。
ギャル愛好家に、どうぞ
★☆☆☆☆
あまり特色があるとは思えない。
値段が高いので考えてほしい。
強調するところはありませんが平凡には整頓された感覚。
良くも悪くもない演奏内容。
ギャルが好きな人向け。