主題がない
★★☆☆☆
13ヶ所の仏像の旅が紹介されていますが、全体のテーマがなく、関連性なく、選択基準が紹介されていないので、参考になりませんでした。
各旅エッセイもテーマが解らないので共感するものがなく、 描写も少ないのでイメージが膨らむこともなく、 本で読まなくてもブログで十分の内容だと思います。
仏像の旅の参考にはなりませんでした。
「やさしさ」をもらえるエッセイ本
★★★★★
1冊目の本から、約1年半。その間、47都道府県の仏像に会いに全国をまわっていたそうで、その様子は仏像ガールさんのサイトで楽しく読んでいました。今回の本は、その中から厳選された13のお寺や仏像が紹介されています。
全国の仏像に会った仏像ガールさんならではのチョイスで、あまり普通の仏像本ではスポットライトの当たることのない、北海道や沖縄の仏像、畑の中の石仏も登場します!この本を通して、立派なお寺の観音様も、畑の中の石仏も、道ばたのお地蔵さんもみんな同じ仏像で、そこには必ず人がいるんだなぁ、と感じました。
仏像ガールさんと、仏像と、その周りの人たちとの交流もとても温かくて、一緒に旅をしているような気分になります。浄土寺で近所のお母さんたちと、お堂に夕日が差し込むのを待っている時間は、読みながら私もドキドキしました。
仏像に興味のない人にも、仏像と人のやさしさに触れて温かくなれるエッセイとして、おすすめできる本です。
本がイキイキしています☆
★★★★★
まず本自体がかわいい。仏像の本でピンク♪
仏像に怖いイメージを持っている方はさぞ驚くことでしょうね。
そして、こんなかわいい仏像ガールが、こんな所にまで足を運んでいるなんて!
ポップなイメージと裏腹の、本気の仏像への愛からくる活動のギャップが大きいです。
ブログと合わせて読んだら、より自分が旅した気分になりました。
仏像って日本中至る所で私たちのことを見守っていてくれているんですね。
家の近所の道ばたにもお地蔵様や道祖神を発見しました。今まで気付かなかったな。
自己満足?
★☆☆☆☆
期待して読んだのだが、どこを旅しても結局最後は「涙がボロボロ、涙が止まらず」ばかりで、最後はシラケてしまった。 著者の自己満足は伝わってくるのだが、読んだ後に行ってみたい、見てみたい、と思わせる旅本ではなかった。残念。
同行二人
★★★★★
仏像ガールさんの案内で旅をしているような気分にさせてくれる一冊です。
文章も親しみやすく、写真も程よく散りばめられ、テンポのいいリズムに乗ってあっという間に読み終わりました。どの旅もそれぞれに魅力的です。
またまた旅にでて、仏像の前に座りたくなりました。
お遍路さんは弘法大師がともに歩いてくれるといいますが、この本を読んだ人たちには仏像ガールさんが一緒に旅をしてくれることでしょう。