二人ともお互いが気になっているのに素直になれない感じがもどかしくていいってどうしても思えない…

グダグダしてて飽きてきました。

じっくりじっくりも良いけれど…ちょっとこれはじれったいというか…引っ張りすぎで物足りないかなぁと思ってしまいました。
前作の「彼first love」は話に段階もあり初恋というテーマがあったりと、とても良かったのですが…ちょっと回りくどいと感じます。
じれったさが良かった部分もありますが、二人がちゃんと「好き」だと言える、それまでを描いているのだろうな…色々な視線から…

引きのばしすぎて読んでる側はじれったいです。
お互い思いあってるのにこの中途半端な状態が続くなんて…
読んでいてイライラしてる読者が多いのでは?
今回も特に進展はなく少しずつ進んでる感じです。

設楽が積極的にアプローチをしかけます。
恋愛初心者だから仕方ないかもしれませんが
はっきり意見を言えない流されやすいことりと
空回りしてるヘタレな雪斗が目立ちます。

そして久しぶりに、ことりのライバル松嶋が登場
雪斗にはもっとビシッと松嶋に言ってほしかったです…
そして、ことりともちゃんと話し合ってほしい

「ことりをバイクに乗せたい」と免許取得に燃える前に
しなきゃいけないことがあるでしょ、とツッコミたい。
雪斗の行動はどこか子供っぽいというか 共感できない部分が多いです。

僕達〜にReal kissのはるなが登場するのは読んでて嬉しいです。
宮坂先生の作品のなかで一番すきな漫画なので
Real kiss読んだことない人には ぜひ一緒に読んでみてほしいです。


【番外編】は、とある昼下がりのケンケンの話です 擬人化されたケンケンも出てきます。
犬ケンケンが可愛くておもしろかったです。


本編は次の巻こそ進展があってほしいです!

前回ことりの前に再度現れた設楽君と雪斗のことりを巡る三角関係が本格的化してきます。ことりと雪斗は互いに想い合ってるんですがどうしてもすれ違ってしまう…いつもの事ながらじれったいですがそこが面白かったりもします。陰ながら大活躍だったりする雪斗ですが果たしてことりと再び恋人同士になれるのか…。予想以上に設楽君がよく動きますので、そういった事も今後の展開に大きく響いたりするんでしょう。

キャラクターの心情が丁寧に描かれているのがこの作品の魅力の一つだと思います。今回もそういった魅力がぎゅっと詰め込まれています。そして地味に活躍中のケンケンの番外編もありますので、最後まで楽しませていただきました。個人的には非常に続きの気になる作品ですね。今後の展開への期待も込めて星5つとさせていただきました。