プレイボーイ誌の50年に渡り、その裸身で男性たちの劣情をそそり、なおかつ甘酸っぱい気持ちにさせた女たち。
マリリン・モンローのゴージャスな裸身や、「若さだよ、ヤマちゃん」のCMが愛らしかったウィリー・レイのあどけない笑顔と柔らかそうな肌、割れた腹筋がスポーティーなコリーン・シャノンまで、盛りだくさんの美女たちが紙面の中で微笑んでいる。
そして、なんらかの形でバニーマークを入れているところもプレイボーイ誌ならではのおしゃれさと遊び心がある。アートとしても、男性諸氏の「お役立ちの品」としてもお勧めな一冊。

長い歴史と伝統を持つ名門誌「プレイボーイ」の
５０年間の歴史と文化の変遷を写真でたどった写真集です。
ヘア丸出し？のヌードも少なくありませんが、
どれもみんな健康的で、朗らかで・・・ちょっとほのぼのした雰囲気が
古きよき時代のアメリカを感じさせている感じがしました。

まず、写真の質は文句ないです。純粋に写真集としての購入であるなら、お勧めです。
PLAYBOYのファングッズ、同誌の資料の一冊としても勿論お勧めできます。巻末のPLAYBOY表紙集は、それを目当てに手に入れても良いんじゃないでしょうか。
只、あくまでヌードモデル写真集としてならば、同じPLAYBOYのものでもそういったテーマのものを選んだ方が良いかもしれません。
この『50YEARS』に収録されているものは、あくまで厳選されたものだけであり、しかもヌード写真はその一部でしかないからです。
イラスト用の資料に…と思って買ったので、その点ではあまり役に立っておりません。ただ前述の通り写真としてのレベルは高いので、目は肥えましたが！

記念の写真集のようで日本人にはあまり価値が見出せない写真がほとんどを占めていると思われます。ただ写真は綺麗です。

PLAYBOYのカバーデザインは本当に優れたアートで大好きです。
50周年の本と言うことで、ひょっとして全てのカバーが見られるかな、と思って期待していたのですが、最後の方に少しあるだけでした。

PLAYMATEの写真は、他の方が書いておられるように、美しくて女性でも楽しめるものがたくさんありますが、同時に化け物みたいなチチ（明らかに作り物）の人も結構多くて、グロかったです・・。
日本で言えば週刊XX巻末系、体だけが取り柄タレントのヌード（with化け物チチ）を見た時と同じやるせなさを感じます。

しかし、アートとして撮られている写真とセレブのポートレートはとても良いです。
ヘルムート・ニュートン以外に知っている写真家はいなかったですが、とてもクオリティの高い作品です。

やはりPLAYBOYは偉大と思える一冊ですが、ヌードに慣れていない女性はヘルムート・ニュートンやアラーキー、ハーブ・リッツなどを選ぶ方が無難かもしれません。