エプソンプリンターの顔料系では安心して出力できる用紙。
顔料系インクでマットへのプリントは、ブラックインクにマットブラックを使用してみれば、そのコクのある黒の質感にインクジェットとは思えない存在感がある感じです。
PX4000から今はＰＭ5600プリンターで出力しています。
ベタの多いイラスト等にもふさわしい。シルクスクリーンプリントのような出来上がり感を味わえます。
A3ノビはアマゾンの価格ではお得感があります。

自分で撮影してきたDVDの内容を表示するのには、写真紙よりも最適だと思い愛用しています。

モノクロでは主にピクトリコのベルベッティーとこの用紙を好んで使っています。ピクトリコよりもニュートラルな地の色だけあって、それほど強い個性を感じることは少ないのですが、写真によっては網引きを行って味付けをしてあげたほうがいいかなという場合もあります。
使い込んでくるとそれだけ返してくれるそんな印象を持つ用紙。個人的にはクリスピアよりもプリントを作りこむ楽しみがあります。

EPSON PX-G920を使って、写真印刷で比較してみました。

微々たる差ではありますが、黒(髪など)がつぶれにくい感じがしました。
また、白度もスペック上、優れているようですが、炎天下で比較しない限り、差(効果)はわかりませんでした。
大きな違い(値段差)は、用紙の厚さと言ったところでしょうか？
用紙が厚い分、インクが沢山のっても撓み難いです。

《参考データ》
フォトマット紙/顔料専用(KA450MM)
⇒坪量189.0g/m2 厚み0.25mm 白色率100%
フォトマット紙(KA450PM)
⇒坪量167.0g/m2 厚み0.23mm 白色率097%