道で行き倒れていた淫魔ロリ少女と精気を吸われながらもハァハァしちゃうお話
★★★★★
高校生の克己がお腹を空かせて道で倒れていたのてお菓子をあげたゴスロリ少女は克己の家に居させてくれと言いだした。そのまま家に入れると、なぜか彼女と関係を持つことになってしまう。
彼女の名前はリリス。それ以外のことについては聞いても克己にはわけがわからなかったのだが、そのうちリリスを封印しに来たというシスター姿のエクソシスト、アイリーンが現れて……
リリスF&初V→リリス尻叩&V→アイリーンF&初V→リリスV&初A→アイリーンπ&リリスV→リリスV→リリスとアイリーンF&リリスF
今回も前回に続いて貧乳ヒロイン、リリスが登場。前回の美優よりはやや丸みを帯びた「AとBの間」という本文の描写を見事に描いた挿絵類がアイリーンの巨乳も含めてたまりません。挿絵そのものだけでなく限られた枚数ながら挿入箇所も的確です。
行為描写は相変わらずのわかつき節。回数を経るごとにSM色が濃くなってAにも至ったり、淫魔のリリスはもちろんシスターのアイリーンまで行為中には子宮頸管粘液だだ漏れでお送りしています。
今回は作品としてもトリックが仕込まれていて最後の展開をご紹介できませんが、精気を吸われて衰弱していく克己の姿にリリスは自ら封印される道を選ぶところ「まで」はベタかと。この後の展開にはやはりベタですが自分はいいものを読ませてもらったなと思っています。
この本、最初は仮タイトルが「My○○(仮)」だったんですよね……
この作者にしては
★★★☆☆
題材はいいし結末もいい。
だが展開や流れがいただけない。
リリスのキャラはいいものの、シスターアイリーンのキャラ作りは明らかに失敗。
サブキャラとして味を出すこともできず、最初のエッチはとうとつに過ぎる。
とくに超常現象を見せられたわけでもないのに、主人公がリリスを悪魔と信じたり(名前を検索しただけで。それまでは電波系・アホの子、と思っていた)、一貫性がない。
本文のモノクロイラストはいいが、カラー口絵は片ページの1枚のみ。出来はさておき、このシリーズの他の本なら片観音で実質4ページ分はある。総ページ数も少なく、不満が残る。
久しぶりのファンタジーもの
★★★★★
わかつきひかるさんの久しぶりのファンタジーものです。
ヒロインはリリス、ゴスロリ服を着た淫魔サマ、サキュバスです。リリスの時代がかったしゃべり言葉とは裏腹に、振る舞いはとってもかわいらしく、ロリ属性はないのですがつい身悶えてしまいました。
内容ですが、もう一人登場するサブヒロインとの間で繰り広げられる3人プレイの描写がすごいと思います。
ファンタジーものは実用性が・・・って躊躇される向きもあるかもしれませんが、そんなことはありません。とてもエロく仕上がっています。
また、みやま零さんのイラスト(口絵、挿絵)もすばらしく、作り手の真剣みが伝わってきました。