バイブルと称するだけあり、内容はかなり高度です。
メジャーなゲームから超マイナーなゲームまでのルール解説は圧巻。
それだけに留まらず、誰もがプレーする01の戦略を極めて詳しく、データとして収録している点は
中〜上級者にはかなりの参考になると思われます。
ソフトダーツもスティールダーツもカバーしている点も評価できます。
内容が難解な割に、文章が簡潔で分かりやすい点も好印象でした。


少し残念な点は読者層と全体の内容が合致していないことでしょうか。
一応序章ではダーツの道具、基本要素などから説明がありますが、割とあっけらかんとした内容で、
良く言えば "こうすれば良いという絶対的回答はない" 、悪く言えば "具体性に欠けて物足りない"
感じを受けました。
「〜〜プロのスタンスで手取り足取り」な内容は皆無ですので、その手の情報が欲しい場合は
他の本と併読する必要があります。
また、やや情報が古めであることなども気になります。


ただ、内容が高度だから上級者向け、とも言えない要素が多いので、初級者が一読しても
損になる内容ではありません。
高度過ぎる部分は飛ばして、自分の欲しい情報を拾い読みするのが良いでしょう。

ダーツのスタイルは十人十色です。王道から外れていても上手ければ全然問題ありません。
プロ選手の真似も良いですが、自分なりのスタンスを確立することが大切という意味で、
この本は敢えて特定の投げ方などを推奨しない内容になっている数少ない一冊と言えそうです。

たしかに文字が多く写真もモノクロであり、学術書のようなとっつきにくさを感じる。しかし、ひとたび手にとって見れば、内容的には著者自身の経験やトッププロと接した時の感動などが盛り込まれているし、技術面精神面共に基本から応用までアドバイスが豊富である。ゲームの紹介やアレンジ表なども充実しており、ダーツというゲームの奥深さを知らせてくれる内容となっている。
もちろん読んでもらえなければ意味がないので、ある程度読みやすくする必要は感じるが、正直に言ってこの分量でこれだけの内容を盛り込めたのはすばらしいことであり、あらゆるレベルの人が楽しめる内容であると思う。

色々ある本のなかで、私はコレを購入した。
まず、全てにおいて解説が詳しいこと。理由が詳しく知りたい私にとってこれはとてもよかった。
写真、図解がある。他の本でもあるが、写真ばかりで解説がなかったりする。しかし、本書では必要な所だけあり好感がもてた。
01ゲームのダブルフィニッシュの例が１〜９９点まで全てのっており、解説や数通り載っている。これは初心者の私にはとても参考になるところであった。

全体的にみて☆×４だが、今後の改訂版を期待して５つ。

うーーん。これは高いし、楽しくなかったです。
表紙がかっこいいし、タイトルもそそるものがありましたが
なんと全ページモノクロ。写真もほんの少し。
今どきこの価格でそれはないって感じでした。
というか、読む気になりませんでした。