公立小学校教員をしており、学級経営について知識を深めたく購入しました。
教育実践をしていく上で個人的な経験と技量の限界を感じつつ、さりとてその原因究明と改善するための解答はどこにも見つけることができず、専門的なアドバイスを学校内から吸い上げることもできない環境で、このままで良いのかと疑問を感じながら毎日が過ぎていました。公立学校の挑戦を読んで、目指すべき目標と取り組みそして問題点がハッキリできました。それは自分の学校にも類にもれず見事に当てはまっていました。モデルとしたい学校などからも我が校との差異と欠点が浮き彫りになり悶々としていた頭がスッキリした思いです。一人の力ですべてを変えようとするのは到底無理ではありますが、著者のアドバイスをもとに自分でもとれる取り組みとそれを連携して学校全体に波紋させていかなければいけないと思いました。教師だけと言わず管理者や教育委員会などの方にも是非一読して頂きたい内容です。