実践ありきの本です
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上條先生の講義を受けていたものです。
ここにあるネタが出たかどうかは覚えていませんが、授業や講義にお笑いの要素を取り入れることは子どもたちを引きつけるとても有効な手段だと思います。
…と、実際に講義を受けてそう思いました。講義でもいくつかコツを伝授していらっしゃいました。
先生方にはぜひ実践してみて頂きたいです。子どもたちの反応はきっと予想以上のものになると思います。
ご利用は計画的に。授業に無理の無いお笑いプランを。
教室は文化を育てるところのはず
★☆☆☆☆
子どもたちと暖かい関係を保ちたいのは、多くの教師の願いです。
一緒に笑うことは、仲間意識を育て好ましい環境を作っていきます。
ただ、それは知性に裏付けされた育てたい文化の中であって欲しいものです。
本書に書かれている”笑い”は、すぐに消えていく芸人の真似であったり、
なぜ可笑しいのか、理解しがたいものが多く紹介されています。
こんなものが活字となって売られることにたいへん疑問を持ちます。
買って後悔した最たるものです。
教室で受けるかどうかは後回し
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どんなに厳しく怒られても、何だか嫌いになれない先生っていませんでしたか?自分の子どものころを思い出すと、そういう先生は言葉や仕草の中にどこか「お笑い」の要素があった気がします。授業中のギャグや動作に「さぶぅ。」とか「くだらねぇ~。」とか反応しつつ結構それを楽しみにしていたものです。
この本はそんなネタ満載です。一読して「こんな事、子どもたちに受けるかなぁ。」なんて真剣に考えるようだと、ちょっと授業にゆとりが無いのかもしれません。「くだらねぇ~。」とか言いつつニヤニヤしながら読むのがおすすめです。