やはり動いてる豆しばが一番可愛いですが、これはこれで
なかなか可愛い一冊です。
色々な豆しばの表情が見られて楽しいですよ!

ねぇ知ってるぅ？
豆しばって電通がオリジナルのキャラクターを開発してビジネスを展開してみようというアイデアから生まれたんだって。
かわいい顔で毒を吐く「豆しば」。
戦略的に仕掛けられたキャラクターとはいえ、クオリティ高くて可愛いから、ついつい手に取って癒されてしまう。

枝豆しばの他にも虎豆しばや、そら豆しば、コーヒー豆しば、ジェリービーンしばと仲間も豊富。
副題に「枝豆しばとアラスカの冷蔵庫」とあるところから多分２冊目、３冊目も狙ってるんだろうなぁ。

無表情な豆しばがトリビアな知識をいろいろと教えてくれます。ぼーっとしてる時に読むのが最適だと思います。豆しばの顔がとてもかわいくて好きです。他の豆しばの本も読んでみたい。

豆でもないし、犬でもない不思議な生き物「豆しば」。
そんな豆しばが「ねぇ、知ってる？」と人間の日々のよくあるエピソードに合わせてそっと豆知識を紹介してくれる絵本。

…なのですが、全編に亘って「そこでそう来るかよ!!」とツッコミたくなる様な
豆しばのあまりにも微妙な豆知識のチョイスの連続に、思わず鼻で笑いそうになってしまいます。
そんなひねくれ癒し系っぷりがとても愛らしいヤツです。

個人的に驚いたのが最初は常時ポーカーフェイス(？)キャラだと思っていたんですが、意外にもなかなか表情豊かだった事(笑)
涙を流したり、冷や汗をかいたり…と様々な表情を見ることが出来ます。
他にも豆知識に合わせた仮装や、時には耳となり時には手となるパーツ!?の動きもまた可愛らしい。

そんな具合に、癒されてちょっぴり賢くなれる絵本です。
キャラが好きな方は勿論、ちょっとしたプレゼントにも良いと思います♪

可愛くて、
ちょっぴりの毒。
読んでいて笑ってしまいます。
豆しばの無邪気さとどうてもいい豆知識、
幸子さんのどうでもいいつぶやき、
この二つがシンクロしないままが、いい。
面白いです。