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球界の野良犬

価格: ¥1,365
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 宝島社
Amazon.co.jpで確認
良書、包み隠さず語っているところが好印象 ★★★★☆
ここまで、包み隠さず語ってよいものか。

と、思うほどの内容。

オビにかいてある暴走族経験、シンナー吸引、筋肉増強剤の話は強烈である。

それと同じように、宗教とか野球特待生の実態とか、凄く興味を惹かれる内容が目白押しだ。

でもこの本を手に取る方は、こんな全てをさらけ出すような内容が読みたかったのだから、問題なし!!


自身のことを包み隠さず語る部分もよいが、野球関係者の話も面白い。

良く書かれている方も、貶されている方もいるけれど、基本愛情か尊敬を持って描いている感があると思う。

中でも、落合、金田、張本話は魅了された。

まだ、語り足りてない箇所があるなら、続編を希望したい。
同学年のヒーロー ★★★★☆
読みやすく、プロ野球の内情等書いてあり面白く
今になってみると少し可笑しい部分もありました。

愛甲氏は私の学年では大ヒーローでした。
あの時代は不良がカッコいいという時代だったのですが
愛甲氏はちょっと度が超えているかも。

でも、お兄さんにおかずをこっそりと上げたり
弱い物いじめはしなかった(つもり)という部分は
優しい部分もあるようです。

野球に対する気持ちは真面目で尊敬できますが
野球が出来れば後は何でも良いのかという気持ちに
なりました。
ちょっと裏切られた気分ですが、
ファンではなかったので良いです。

今はプロ野球とは別の道を歩いている愛甲氏には是非
頑張って欲しいです。
なぜ話題にならないのか ★★★★★
かなり面白いです。

なぜ話題にならないのでしょうか?
黙殺ですよね。
ちゃんと紹介したらいいのに。

ラジオで吉田豪が紹介していましたが、
それでも話題にならないのが残念。

球界の裏側も書かれているが、
それで不信感を招くようなこともないだろう。
プロの仕事というのは、
すべてが奇麗事ではない。
「金」がある以上、欲はつきものだ。
とにかくあきれる ★☆☆☆☆
金村氏といい、愛甲氏といい、なんでこのテの人種は昔の悪行を誇らしげに語るかな。
金村氏の「在日魂」は陽性だったからまだ良かったけど、こちらはシャレにならないエピソード満載。宇梶剛士氏の「不良品」は悔恨、反省、懺悔といった感覚が色濃く書かれていたが、そういうものとも無縁。
50歳に近づこうとしているいい歳の男が、中学時代の万引きした品を「戦利品」と言ったり、交通事故を起こした時に文句を言ってきた相手を暴力団員の友人を使って脅したり、娘の制服のスカートが長いと取り上げた教師に屁理屈で歯向かったり、野球とは関係ないところでロクでもないことこのうえない。
全国優勝しながら悪行三昧だった高校時代、チームメイトを殴って骨折させた理由は、当事一部で「家族に対して許せないことを言われたから」と報道されたが、実際は全然そうじゃなくて、しょうもない理由だったことも記されている。これじゃこの事件のせいで出場辞退に追い込まれた後輩達は浮かばれない。
「引退後、野球界の人で会ってくれたのは野村克也さんだけ」と書かれていたが、そりゃそうだろう。誰だって好きこのんで、こんな人物との関わりは持ちたくあるまい。ノムさんの懐の深さには感心する。
今は少年野球の指導に力を入れているそうだが、どんなに野球が上手くなれたとしても、自分の子供がこんな人間性のコーチに指導されるのはまっぴらだ。
悪事のカミングアウトをやたら礼賛する傾向があるプロ書評家・吉田豪氏は、本書を2009年のベストに挙げていたが、自分にとっては今まで読んだスポーツ物の中で文句なしのワースト作。
30年前から「ひとりROOKIES」 ★★★★☆
実は「野球+不良+成り上がり」という日本人のストライクゾーンに直球勝負の本書。文句なしに楽しめる。愛甲伝説のほとんどが本当だったんだ、という思いとここに書けなかったこともたくさんあるんだろうな、という思いが交錯。引退本は今後の就職活動を考えるとなかなか当時の上司たちを実名で批判できないものだが、もう球界との縁をほぼ断ち切ってしまった彼には遠慮がなくキレ味あり。また、川崎球場の情景、育った環境など「三丁目の夕日」感も漂ってくる。けして野良犬ではなく孤高を守る(ある意味)ストイックな哲学犬のイメージのほうが正しいかもしれない。