少しタイトル負けしていると思います。いろんなことが広く浅く書かれていますが、まとめると「自分を磨け・見た目が命」ということ。自己啓発本をたくさん読む私には特に目新しいことは書かれておらず、欧米ではこーであーでという内容も米国滞在歴の長い私にとっては当たり前としか思えませんでした。

アンチエイジングに興味があり、色々情報収集している中で目にした一冊だ。しがしながら私が思い描いていた著者の印象とは異なり、少々気落ちしてしまった。
文全体に著者の気負いがこれでもか！という感じで、どういう訳か自然さが欠けている。一見正論ではあるのだが、人間の根底にある本当の思いやりから出る振る舞いを重視しなくてはならない点がすべてに抜けているのだ。
「上昇志向」も「背伸びした出会いがしたい」と言うのも結構。ただ、温かな思いやりの心が根にある人と上辺のカタチだけの人間とでは雲泥の差がある。本物には本物の心がわかる。私は経験上、本物はあたたかいものだということを知っている。また、たとえ歯並びが悪く今まで処置してこなかったと言えども、それをもって「お育ちの決め手」とはならない。そう思う心こそ慎まなくてはならない。「姿勢を正す事はオーラの量を増やす」　だがそれとて「美しい心」が内になければ姿勢だけ正しても他人に好印象は与えない。また「褒めて人を動かす」などどあるが、良いと思ったら褒め、自分の利害の為に自らの心を偽る練習などいらない。また、フランスの性事情に触れている部分があったが、私はフランスにいた事もあるので、著者の解釈は違っていると思われる。まだまだ述べたい事があるのが痛ましい。著者の言葉の使い方もあろうが、文はその人を如実に現すというが、誠に残念なことである。著者は本で出会った人をファンにすることは出来なかった。恐らく、自己の確立がまだ未熟なミーハー的なお嬢さん方向けなのだと思う。

第一印象が決まる6秒以内に、どう外見的に対応するか！
「会った瞬間の微笑パワー」の練習方法が記してあります。

大人の声を出すための腹式呼吸については、1点気づきがありました。
ヘソの周りに息を入れるために、「後ろ」にも筒状に入れる、初めて知りましたよ。

著者の本を３冊読みましたが、柱の一つが「アゴのラインをシャープにする」
ことですが、この本では、睡眠時無呼吸症候群の予防になるとも言っています。

もってとも、睡眠時無呼吸症候群の治療の副産物として
「ＥＤが直る」
そして、女性は、無意識にＥＤになりにくい体質の男性を好むとも…

最後は、お腹の出ていないファンクショナル・ボディーの作りかた。

自分の体を使う訓練は、安心・安全ですね。どうぞ、心置きなくご活用ください。

外見やマナーに重きを置いてビジネスの成功法を語っています。
女性の興味のあるところをうまくついているので読みやすいです。そもそも著者が写真の通り美しく、国際経験が豊かで聡明なため、説得力があります。
例えば電車に乗っているときに股をちゃんと閉じるとか、「ありがとう」をちゃんと言うとか、いくつか載っているエクササイズも簡単なものだったため、続けられそうです。

ステキな表紙の印象から”女性向き”の感がありますが、
　男性にこそ読んでほしいと思います。
　[「男」再生プログラム]を読んでから朝倉氏の
著書が気になって購入しました。
　女性が著した男性向け同類本は他にもありますが、
どこか理性的で一歩引いた無難な内容が多い感じがします。
　しかし本書や[「男」再生〜]は、更に一歩大きく
踏み込んだ”セクシャルな魅力”にアプローチする
試みが具体的に書かれており、「好印象」「好感度」
をゴールとした中庸無難な類書には無い”艶”があります。
　ノウハウやマニュアルに疲れ「人間力」が不足しがちな
皆さんにぜひお薦めします！