Ceuiさんの楽曲を聞いたことのある人には今更かもしれませんが、
リスナーは透明感溢れる歌声とゲームもしくはアニメの世界観を的確に表す歌詞と曲調に引き込まれます

Ceuiさんを知ったのはラグナロクオンラインのイベント期間でのログイン画面で流れてた『神々の詩(歌詞無しVer.』だったのですが、
興味本位で歌詞有りを聴いてその雰囲気にとっぷりハマりました

今までの全ての楽曲を収録してあるわけではないらしく、今回『神々の詩』が未収録なのが残念ですが
収録して無い分は2ndアルバムに期待を寄せます

素晴らしいの一言。
タイアップ曲かき集めたのに統一感があり、最初から最後まで、独特な音世界が楽しめますね。
今後も小高氏には、ネタが切れない限り、ずっと素晴らしい音世界を作り続けて欲しいです。

Ceui待望の1thアルバム。これまでリリースしてきた数々の
アニメ・ゲームsongsの集大成的アルバムである。そのタイトル
名が示す通り、Ceuiという透明感あふれるファンタジックなこの
アーティストの、何度でも再生したい儚くも美しい極上テイストを
頭からラストまで、まさに一枚のアルバムに凝縮している感がある。
「Qualia」や「微睡みの楽園」「mellow melody」など初期の作品が
持つ乙女チックな初々しさから「心の翼」「espasio」などのそこから
さらに一歩突き抜けた、いうなれば“天上の聖女”そのもののような、
全てを超越するドラマチックなスペクタクル世界に昇華されている。

すべてはその果てしない青い空へ突き抜けていくようなクリスタル
ヴォイスが、あますところなく語り尽くす。こういったアニメ系アーティストが
得意とする前述したような少々甘めの少女路線や、そして「Frozen Tear」
「聖戦スペクタル」のような真っ直ぐな潔さが導く新世界。さらに、
ノスタルジックな風を心に吹かせるフォークロア調の「Prayer」や
哀愁感あふれる「パラノイア」「Prelude〜運命の欠片〜」まで...

個人的には彼女らを知るきっかけともなった『空を見上げる少女が
見つめる世界』EDテーマでもあった涙腺崩壊の極上Ceuiテイストが
堪能できる「光と闇と時の果て」が、今回まさかの未収録であるのが
未だに残念なのだが、そちらは次回の2ndアルバムまで追々待つとしよう。

そのすべてがCeui自身が独自に持つ、あくまで質素で飾らない
ピュア・ヴォーカルによって歌われる。きらびやかな透明感を放つ
光のような音楽世界の中で、だからこそフラットな素直な気持ちで、
あるいは動き出す感情（こころ）のままに共に口ずさみたくなる。共に
様々な楽曲でコンビを組む小高光太郎が紡ぐアレンジ含めた楽曲の、
どこまでも遠く彼方へ響いていく広がりを持つ音世界は、まさに、
Ceuiというピュアな歌い手の魂に染められるからこそ、誰の心を
裏切ることなく、ただ真っ直ぐに届くのだ―その果てしない天使の奇跡。

それを大げさでもなく決して声高に叫ぶでもなく、囁きという静寂（しずけさ）で
歌うことで思うまま成し遂げることができるのだと教えられる。そんな音楽
それ自体が持つ大きな妙なる力を改めて知らされる希有なアーティスト。
どことなくはにかむような等身大の初々しさ。しかし、それを表現する
ための翼を持った、まっさらな魂（こころ）... そんな歌唱力（テクニック）
でさえ超えたところにある表現への愛しさが、どこまでも眩しい。

全体的に透き通るような綺麗な歌声とメロディです。CooRie、eufoniusが好きと言う方にはかなりおすすめできます。

シングルなどに入っていた曲がすべて入っているわけではなく、いくつか抜けているようです。今後発売するアルバムに入るかはわかりませんが…

アルバム通しての、世界観にハマれば最後。
心の奥が揺さぶられるような、そんな感覚。
また小高氏の奏でる音が、Ceuiさんの透き通るような声を上手く引き出している。

これは素晴らしい。確実に、今年イチのアルバム。