予備校で税理士の勉強をしていると、講師から「答案は見やすく書きましょう!タイトルを振って、丁寧な字で!」という指導を受けるのですが、この著者も同じ事を書いています。「答案作成はビジネスでのプレゼン作成と同じだ」と。
また、本試験では見たことも聞いたことも無いような難問が出題されることがよくありますが、それは「ビジネスの現場でも同じ」ともいいます。
ふむふむ。なるほど、という感じです。
「予備校の模試の返却答案なんて見直しても時間の無駄」など真に受けてやってみると、弊害の大きかった記述もありますが(私はやってみて気づいたお馬鹿です。)、参考になる記述も満載の本です。
勉強法の本ではありますが、時間管理術など仕事術とも言えるような面もある本です。資格取得を目指す人はもちろん、効率的な仕事をしたいと思っている人にもお勧めです。
ただ、筆者の受験に対するスタンス、予備校の位置付け、独学の仕方などは参考になりました。ただこれで私が司法試験に合格できるとはまったく思いませがw