仮面ライダーアマゾン Vol.2 [DVD]
価格: ¥12,600
「仮面ライダーX」に続いて1974年秋より放映されたシリーズだが、放送系列局の変更のために、ライダー・シリーズとしては短命な24本で終了している。
シリーズの原点に戻る意味での、怪奇性の強調と野性的なアクションがこのシリーズの持ち味で、アマゾンからインカの秘密を追って日本にやって来た青年・山本大介は初期エピソードにおいて腰布1枚、まともな言葉さえ喋れないという設定であった。
アマゾンが従来の仮面ライダーと最も異なる点は、キック技を使わず、相手を切断する「大切断」を決め技としたところである。毎回鮮血をあげ死んでいく敵怪人の中から、気弱故アマゾンの味方に転じて、レギュラー入りするモグラ獣人なんて奇妙なヤツまでが出現した。それでもライダー・シリーズ唯一のレギュラー・キャラである立花藤兵衛(小林昭二)はこのシリーズにも登場し、怪しくモデファイされたバイク・ジャングラーのライディングを指導するのであった。(斉藤守彦)