手のひらをかえす　手の内をあかす　手に汗握る・・・
「手」は人の気持ちをあらわす言葉によく使われている。
人とのふれあいを感じるのが「手のひら」だから？

西洋手相術をもとに東洋の発想も紹介しながら
ビジュアル版としてかかれた
わかりやすい手相術入門編であると同時に
身体が持っている知恵にもっと気づいて
自分の道は自分でつくる　そんな生き方のヒントがたくさん見つかる。

　手相の本は数ありますが、手相を本当に学ぼう、学びたいと思う方にこの本はお勧めです。

＜理由＞
　
１　写真・型が多く掲載されていて、参考になる。（他の本だと図のみなので、実際に何人もの手をみてみないと、ある程度の判断ができない。実は自分の周囲だけだと環境が似ているので、ものすごく違う相や強さをもった線になかなかあたらない）
２　主要線や、記号の説明だけでなく、手や指の形、指紋、掌紋など　広範囲にわたって解説されている。
３　手相の歴史や心理学、生理学、民族学的な観点など、手　について　知っていて損のない知識も　載っている
４　西洋手相が中心として　語られているが、東洋手相についても　その　見解が述べられている
５　各線の名称などが、1ページにまとめて載っているので、見やすい（他の本は数ページにわたっているものがおおくて、最初はとっつきにくい）
６　オールカラーで、学研の図鑑　のような　編集なので、とても見やすい。そして読みこむとおもしろい。

　ちょっと古臭い感じがするのが　タマにキズですが……。