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場面緘黙児への支援―学校で話せない子を助けるために

価格: ¥2,100
カテゴリ: 単行本
ブランド: 田研出版
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具体的な支援が必要なかたに ★★★★★
小学一年生の娘は幼稚園入園時から場面緘黙です。
この本は具体的な支援が段階的に進むよう、教えてくれます。まずは、しゃべらなくても済む学校生活を取り入れてもらうことで学校での不安を取り除く方法を教えてくれます。絶対無理な方法ではなく、工夫すれば実践できることなので、私も実践して、いつか、娘が楽しく学校に行けるようになるように支援していきたいと思います。お子さんが幼稚園や学校でおしゃべり出来なくて悩んでいるなら、この本をおすすめします。
児童精神科医、心理士、スクールカウンセラーは必読! ★★★★★
内容は保護者対象になっていますが、この本はもともと専門家向けのマニュアル(以前はインターネットで公開されていました)を保護者向けに書き直したものです。選択性緘黙を保護者が理解するのには良い本です。しかしこの中のプログラムを実践しようとした場合、実際は専門家が主導しないと無理です。私は児童精神科医ですが、この本を基に治療を行っています。理想を言えば、すべてのスクールカウンセラーがこのプログラムを習得し、校内で保護者と担任と保護者で定期的に会議を行い、実践すべきです。児童精神科医や心理士もこの本を読んでいないと選択性緘黙のお子さんの親御さんにがっかりされますよ。スクールカウンセラーの方は絶対読んでください!お願いです。
日本の学校では難しい ★★★☆☆
 すばらしい治療プログラムだと思いました。この本に書かれていることが、日本の学校現場で実現できたら多くの緘黙児が救われることでしょう。しかし、どんなに素晴らしい理論も、実現可能なものでなければ意味がありません。日本の学校の実情とかけ離れ過ぎていて、読んで明るい気持ちになれないのも事実です。
 この本の理論をベースに、日本の学校の実情に合った内容の本が出版されることを期待しています。
多くの子どもの支援に役立つと思います ★★★★★
本書は2005年にカナダで刊行された "Helping Your Child With Selective Mutism" の日本語翻訳書です。

著者のAngela E. McHolm博士とCharles E. Cunningham博士たちは、カナダのマクマスター小児病院に設けられている『場面緘黙症科』のスタッフとして長年にわたって緘黙症の子どもの治療に携わってきたエキスパートです。

本書では保護者や学校の先生が主体的に子どもの緘黙症治療を実践するための方法がわかりやすく丁寧に解説されています。

日本語への翻訳は、「場面緘黙児の心理と指導」の著者の河井英子先生とリーダーズダイジェスト等の翻訳で活躍してこられたプロの翻訳家の吉原桂子先生の協働によるもので、非常に読みやすい日本語に訳されています。

カナダの進んだ制度が前提になっているので、家庭−学校−専門家の三者による理想的な連携体制など日本では実行しにくい部分もあるようですが、指導書をうまく活用している方々は子どもの緘黙症改善に着実に成果をあげています。

日本の学校の事情や子どもの状況に応じて上手にアレンジすれば、多くの子どもの支援に役立つと思います。