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トリュフォーの思春期 [DVD]

価格: ¥3,990
カテゴリ: DVD
ブランド: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
Amazon.co.jpで確認
個性的名作 ★★★★★
子供の登場する映画としては個性的な名作。演出にプレッシャーを受けていない、そんな登場する子供のナチュラルな姿を当時、映画で観る事はあまり経験がなかった。ドキュメンタリーを思わせるタッチなのだが、子供たちのさまざまな日常的なエピソードが、はらはらどきどき。しかもフィルムの鮮明な映像の色彩が印象づよく、観終わって深い満足を感じた作品でもある。
ただでさえ、金髪は絵になると、そんなこともフランスの子供たちを見ていると感じさせられる。

たくさんの子供たちの中からランダムに登場するエピソード。生き生きとした表情が全編にみなぎっているかと思えば、なかには悪戯と犯罪のぎりぎりみたいな少年たちの日常もある。家庭崩壊の少年の痛みもある。しかし一方では トリュフオーの映画の中ではもっとも明るい、太陽の光が感じられた作品かもしれない。
アパートの上階の窓から落ちる赤ん坊のエピソードは語り草になるほどだった。とくに、このエピソードのドキュメントなカメラワークと映像は記憶に残る。
子供たちの姿が眩しい ★★★★★
子供のレンズを透かして見た世界は、冒険に溢れています。
自分もかつては、些細な事に感動し、悩み、毎日が濃厚だったなぁとしみじみ思い出されます。
アルバムをめくるように、なつかしい気持ちになる作品です。
淡々と麗しいトリュフォーの児童賛歌 ★★★★☆
女性、子供からの視点で数々の秀作を発表したフランソワ・トリュフォー監督の児童賛歌ともいえる作品です。

舞台はとある男子学校。特定の主人公は設定せずに、様々な状況に置かれた男子児童の生活を通して70年代フランスの少年像が浮かび上がってきます。少年たちの家族や教師もゆるやかな関係を持っていて、それがさりげなく上手につながっていくところにうまさを感じます。

家族から虐待を受けるジュリアン、恋に不器用でうぶなパトリック、要領がいいませたクラスメート、いたずら好きの兄弟らの動向から、子供たちの扱いに困り果てる女性教師、第一子が誕生して父親になった喜びを噛締める男性教師までのさりげなくきめ細かな描写が一つの潮流となり、トリュフォー監督の主張であると思われる幼い生命の尊さ、たくましさが染み入るように伝わってくるあたりがこのフィルムの醍醐味です。

作品の性格上、子供たちの日常を淡々と描いているので時にシネマに必要とされる大幅にドラマティックな展開は望めませんし、映像的にはおとなしめの描写に終始しています。しかし、様々な子供の人間模様と大人たちの子供に対する愛情がリアルかつ緻密に構成されているあたりに確かに観る者を惹きこむ力が存ずる、これはフランソワ・トリュフォーらしい麗しい児童賛歌。
いつ観ても新鮮! ★★★★★
映画好きの父親と、生まれて初めて映画館で観たのがこの作品。
子供ながらに、同世代の登場人物達にドキドキした事を覚えてる。

その後も何度も観ているがまったくあきないし、いつ観ても新鮮!

様々な状況に置かれた子供達の懸命な姿が微笑ましかったり時には痛々しかったりする。
自分が親になってからは久しく観てなかったんだけど、若かった時とはまた違った感動を味わえるんだろうな。

それにしても単品発売はありがたかった。
小遣いにもひびかない価格もよかった。
この際、妻へのプレゼントという名目で
「アデルの恋の物語」も入手するか!
思春期の子ども達の素顔がここにある! ★★★★★
登場する子ども達がすごく生き生きとしていて、
まるでドキュメンタリーを見ているかのよう!

たくさんの子どもが登場して、オムニバス形式でストーリーが進んでいきます。
少年のちょっとしたイタズラや、年上の女の人への憧れ、
少年と少女の淡いファーストキスなど、
思春期特有の甘酸っぱくて爽やかなエピソードがいっぱい詰まった映画です。

作中で虐待という重いテーマも扱っていますが、
全体通して子ども達の顔が明るさに満ちているので、
観終わったあと、すがすがしい気持ちになれます!

原題の『L'argent de poche』はフランス語でおこづかいっていう意味らしいです。
子ども好きな人は必見の良作ですよ!
トリュフォー監督は他にも子どもを主人公にした映画を撮っていて、
「大人は判ってくれない」や「野性の少年」もかなりオススメです。